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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

自然解説指導者研修

2006年10月10日
仙台
仙台アクティブレンジャーの三宅です。

10月2日から3泊4日間、山梨県清里での自然解説指導者研修を受講してきました。北海道から沖縄まで自然解説の現場に携わる老若男女35名が参加し、インタープリテーションについて理解を深め、効果的な自然解説プログラムの作り方を学ぶという、非常に活気のある研修でした。


これから自然解説プログラムの体験が始まります。

本などによると、

インタープリテーション
自然解説と訳される事が多い。自然・文化・歴史(遺産)を分かり易く人々に伝えること。自然についての単なる知識、情報そのものを伝えるだけではなく、その裏側にある「メッセージ」や「関係」を伝える行為。

とこんな感じで書いてあることが多いです。

これまでなんとなく、「分かり易く伝える」という言葉から、自然解説においては「話す技術」が大切なのだと考えていましたが、

どうやらそうではなく、分かり易く人々に伝えるために工夫して、伝えることが大切なことなのだと理解して帰ってきました。

もちろん、伝えるべき知識や情報、話す技術が伴わなければ意味がないわけですが。

自然と向き合ったときの驚きや感動を人々にどのように伝えるか、考えながら今後の仕事に取り組んでいきたいと思います。


受講者の方に「絵を描くと、見えなかったモノが見えるようになるよ!」と熱く言われて感化され、とりあえず記憶だけを頼りに、帰りの電車の中で描いてみました。案外、ちゃんと見てないものです。結局模様のない鳥ばかり・・・。