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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

宮古自然保護官事務所で職業体験

2023年10月19日
宮古 池田 理恵
こんにちは。
宮古自然保護官事務所の池田です。
10月3日から5日までの3日間、宮古商工高等学校の学生1名がインターンシップに来てくれました。今回はその時の様子をお伝えします。
 
緊張の1日目。まずはゆっくり業務の説明を・・・といきたいところでしたが、毎年恒例の地元小学校の課外学習と重なってしまったため、出勤早々、職員と一緒に中の浜へ出発!
テキスト
▲浜の植物探し
テキスト
▲樹高を測るお手伝い
中の浜園地内には震災後に植樹され、木々の生育を観察している場所があります。その中の対象木の樹高計測を手伝っていただきました。メモリが付いた長い釣り竿のようなポール(右写真の黄色いもの)を伸ばしていくのですが、これが結構重い!他のスタッフと協力して頑張ってくれました。
テキスト#▲テープ交換中
▲テープ交換中




2日目はみちのく潮風トレイルと園地の維持管理作業を手伝っていただきました。劣化した目印用テープを巻き直したり、標識前の草刈りをしたり、キノコを見つけたり、ヤマドリに驚かされたり、カモシカを見たり・・・・・・。歩いたのは短い区間ながらもトレイルの存在や豊かな自然を身近に感じられたのではないでしょうか?


最終日の3日目。今回はパークボランティアの活動と重なったので、ボランティアさんと一緒に姉ヶ崎の園路の落ち葉掃きや草刈りを手伝っていただきました。
園路上にたまった落葉や土からは草が生えて歩行者の妨げになるので、快適に歩けるように取り除いていきます。作業前は土で隠されていたコンクリートが見えるようになりました!
テキスト
▲清掃開始!
テキスト
▲清掃終了!
3日間と短い期間ではありましたが、宮古事務所の職員だけでなく、国立公園に関わる様々な人と出会った濃い時間になりました。この経験がこれからの進路選択の一助となれば嬉しい限りです。3日間お疲れ様でした!この場を借りて御礼申し上げます。