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東北環境局

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

 鹿角管理官事務所で令和8年4月からアクティブ・レンジャー(AR)になりました、みうらです。こちら鹿角管理官事務所では、十和田八幡平国立公園の八幡平(秋田県側)・玉川温泉・秋田駒ヶ岳・乳頭温泉方面までをレンジャーとアクティブ・レンジャーの2人で担当しています。十和田八幡平国立公園は、今年、十和田八甲田地域指定90周年、八幡平地域指定70周年の節目ということです。対して、私のアクティブ・レンジャーの仕事は1年目ですので、『はじめての アクティブ・レンジャー日記』として活動を紹介していきます。

令和8年、秋の八幡平、そして冬に向けて

2026年10月01日
鹿角 三浦 翔子
 10月に入り、十和田八幡平国立公園、八幡平は秋モードに突入。
 赤く目立つナナカマド。道路脇には、散った落ち葉。 
 10月2日、岩手県側・八幡平アスピーテラインの夜間通行止め・冬期通行止めの連絡がありました。10月16日(金)から11月4日(水)までは、午後5時から翌日午前8時30分まで夜間通行止めになります。そして、11月4日(水)から来年4月15日までは冬期通行止めということです。路面凍結、積雪のおそれがあるためです。こちらの道路状況については秋田県建設部道路課の「あきたのみち情報」と、岩手県道路情報提供サービスのホームページ岩手県道路情報提供サービスで確認することができます。
 八幡平においでの際は、どうか安全第一でお願いします。
 9月30日に秋田県側から八幡平を確認した状況を紹介します。秋田県側から八幡平アスピーテラインで八幡平頂上方面に向かうと、このような景色です。要所要所ですので、参考にしてください。(※注意、逆再生状態なので、時間はさかのぼり、だんだん明るくなります)こちらは秋田県鹿角市八幡平の大沼、日没の午後5時頃の様子です。
沼
秋田県鹿角市八幡平・大沼(八幡平ビジターセンター前)
山
八幡平アスピーテライン、蒸ノ湯休憩所 周辺(16:45頃)
山
蒸ノ湯休憩所 周辺
山
八幡平アスピーテライン、大深沢展望台から。畚岳と奥に岩手山。(斜めの写りですね。)
山
中央奥に、鳥海山の形が見えます。
山
畚岳(もっこだけ)。(16:30頃)
 八幡平アスピーテラインから、八幡平山頂レストハウスの駐車場に入り、見返峠駐車場奥の展望台から撮影。
 日本海に沈む夕日は見られませんが、秋田県男鹿半島はあちらの方向だということは分かりました。
 (Go West~♪という歌が脳内で再生された三浦)
 
西
見返峠駐車場奥の展望台。西を撮影。(16:15頃)
山
同展望台から、岩手山側を撮影。
山
同展望台から、八幡平パークサービスセンター、そして、平たい八幡平を撮影。
山
見返峠(みかえりとうげ)駐車場から、森吉山を撮影。(16:10頃)
 通称「ドラゴンアイ」として有名になった鏡沼と、八幡沼の分岐にある登山者カウンター。私はこのメンテナンスを春から行っています。 
 作業中、どっちに行こうか、迷っている声も聞こえます。このままずっと登っていくのもキツイと思われますが、まっすぐ登っていくと、比較的早く、素晴らしい岩手山の景色を見ることができます。(16:00頃)
 
 
山
鏡沼分岐
 鏡沼分岐を、左へ進み、ゆるい登り坂を歩いていくと、鏡沼、めがね沼を見ることができます。
沼
鏡沼(秋田県仙北市)
山
鏡沼と岩手山
山
手前、めがね沼(北側から撮影)、奥、畚岳(15:45頃)

八幡平の植物(一部)

 赤い実を見ると、授業で、『赤い実はじけた』という物語を習ったことを思い出します。
山
ナナカマド
 在来種のハンゴンソウと思われる花。
 私の背丈よりかなり高い黄色い花。
 ひまわりやオオハンゴンソウなど、黄色い花は背丈の高い花が目立つ。
 今年覚えたオオハンゴンソウの駆除作業により、三浦のオオハンゴンソウセンサーで黄色い色に注目してしまうだけかもしれない。
山
在来種のハンゴンソウと思われる花
 オオシラビソの上に、静かすぎる鳥の群れかと思ったら…
木
オオシラビソの木
木
オオシラビソのマツボックリ(球果)
 今日も日本各地、世界各地から、八幡平に訪れる方々がいました。遠くまで、ありがとうございます。
 お越しの際は、クマ情報と、道路情報を確認しましょう。
 ツキノワグマの生息地ということもあり、多くの方は、クマ鈴を付けてクマ対策をしています。クマとのばったり遭遇を防ぐために、笛、ラジオなどで音を出し、人の存在を知らせましょう。また、野生動物の餌付けとならないように、ごみは持ち帰りましょう。環境省でも情報発信していますので、こちらも御確認をお願いします。国立公園に出かける前に知っておきたいクマのこと | 国立公園に、行ってみよう! | 環境省
山
通りすがりのツキノワグマ
 八幡平は、濃霧になることもあります。日中でも視界が悪いときは、車やバイク、自転車のライトを付けましょう。
 道端にクマがいることもあります。クマは、交通ルールを知りません。先日、鹿角市内の市道で、私が運転する車の前に飛び出してきました。(ちなみに私も管理官も、十和田八幡平国立公園の山道を歩いていて、クマに遭遇したことはありません。音を出すなどの対策をしています。)
 濡れた落ち葉で、タイヤが滑ることがあります。初めての土地で、急な動物の飛び出し事故を避けるためにも、スピードは控えめに、気持ちにゆとりを持って、安全な運転を心がけましょう。
 八幡平アスピーテラインは、もう間もなくすると、雪のため、通行止めになります。八幡平ビジターセンターも冬期は閉館します。
 短い秋です、十和田八幡平国立公園の秋を、大自然・八幡平で感じてみませんか。