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東北環境局

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

鹿角管理官事務所で令和8年4月からアクティブ・レンジャー(AR)になりました、みうらです。こちら鹿角管理官事務所では、十和田八幡平国立公園の八幡平(秋田県側)・玉川温泉・秋田駒ヶ岳・乳頭温泉方面までをレンジャーとアクティブ・レンジャーの2人で担当しています。十和田八幡平国立公園は、今年、十和田八甲田地域指定90周年、八幡平地域指定70周年の節目ということです。対して、私のアクティブ・レンジャーの仕事は1年目ですので、『はじめての アクティブ・レンジャー日記』として活動を紹介していきます。

はじめての、夏山イベント

2026年09月16日
鹿角 三浦 翔子
 北東北の夏は、短いです。
 ここ鹿角は、まつりが終わった頃から、朝晩涼しくなりました。長袖が必要です。
 この夏、十和田八幡平国立公園の八幡平地域では、
   南八幡平・・・「秋田駒ヶ岳自然観察会」
   八幡平・・・「八幡平ビジターセンター山の日イベント」
を行いました。(秋田県側)
 

秋田駒ヶ岳自然観察会

 こちらは、6月28日、秋田駒ヶ岳において開催した自然観察会当日の様子です。
 はじめに驚いたのが、アルパこまくさでのバス待ち行列です。マイカー規制が行われている期間、そして雨が上がったあとの週末ということもあり、秋田駒ヶ岳八合目行きのバス停は長蛇の列です。駐車場も満車です。
夏
仙北市のアルパこまくさ
 秋田県で得旅キャンペーン「まだバレてない秋田県。」をおこなっていたためか、たくさんの方が秋田駒ヶ岳を訪れていました。
(もうバレているのでは、と思う行列。秋田県でこんな行列を見たことはない私。)
 参加者と準備運動をしてから、登山を開始します。
 (パークボランティアの皆さんも体操。)
山
秋田駒ヶ岳八合目にて
 八合目で晴れていても、阿弥陀池に着くとガスがかかっていました。
山
阿弥陀池(あみだいけ)
 秋田県最高峰(標高1637メートル)の男女岳(おなめだけ)へ向かう登山者。
 私たちは、阿弥陀池から横岳・焼森方面へ進みます。
山
男女岳(おなめだけ)へ
 パークボランティア「ホシガラスの会」会員さんが、子どもに「オトシブミ」について教えてくれます。
 パークボランティア「ホシガラスの会」は、秋田駒ヶ岳・乳頭山を活動の拠点に、自然観察や登山道の補修などを行っています。
 山の名前、登山道、植物の名前を聞いたら、すぐに教えてくれます。初心者の私にはとても心強く、ありがたいのです。
山
パークボランティアさんと子ども
虫
オトシブミ
山
右奥に見える秋田駒ヶ岳八合目に向かって、シャクナゲコースを進む。
 秋田駒ヶ岳は、1926年(大正15年2月)に、秋田駒ヶ岳高山植物帯として、国の天然記念物になっているそうです。
 秋田駒ヶ岳は、男女岳(おなめだけ)、男岳(おだけ)などからなる山全体の総称を秋田駒ヶ岳と呼んでいます。駒ヶ岳から見る田沢湖、八幡平、森吉山は、緑のじゅうたんが延々と続いているようです。
 天然記念物に指定され100年という歴史のある自然を、四季折々、訪れる人たちに見せてくれる秋田駒ヶ岳。
 ぜひ秋田駒ヶ岳から、北東北を眺めに来てください。晴れた日は、鳥海山、岩手県盛岡市、雫石町を見ることができます。

八幡平ビジターセンター「山の日」イベント

 こちらは8月11日(山の日)、八幡平ビジターセンターにおいて、「山の日」は1日八幡平で遊ぼう!というイベントがありました。
 チラシ上の部分に記載がありますが、
  「山の日とは・・・山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝するため制定された国民の休日。」
とあります。
 パークボランティア「ヒナザクラ会」の皆さんは、イベントスタッフのボランティアとして活躍しました。
 八幡平ビジターセンターは、八幡平・大沼の前にあり、八幡平頂上を目指す途中にあります。近くには後生掛大沼キャンプ場、秋田八幡平スキー場、八幡平温泉ゆらら、後生掛温泉などもあります。
 この日は朝から雨が降り、予定されていたツリークライミングなど中止となりました。オーストリアから旅行中の二人が箸づくりに参加してくださいました。
雨
パークボランティア「ヒナザクラ会」会員さんが、箸の長さを調節して切っている場面です。
 片言の英語、スマホの翻訳を使って、コミュニケーションを図ります。箸づくりの材料であるコシアブラの木は、オーストリアにはないそうです。
 コシアブラの木は、ほかの木よりも柔らかくて、木を削るには削りやすいそうです。箸づくり体験には、小学生も保護者の方と参加していました。このほか、写真立てフレーム作りや、木の実を使って八幡平モンスター(通称はちモン)を家族で工作する姿が見られました。
 せっかくの山の日、雨の中、八幡平へ来てくださったみなさま、ありがとうございます。
 八幡平ビジターセンターではこのほか、「森のフォトフレーム」づくりなど、木工クラフト体験を行っています。
 八幡平はツキノワグマの生息地であるので、毎日、クマ情報も発信しています。八幡平を訪れる際は、ぜひ、八幡平ビジターセンターでクマ情報を御確認ください。
 八幡平ビジタービジターセンターのウェブサイトはこちらをクリックしてください。八幡平ビジターセンター Hachimantai Visitor Center
中
はちモン作品一例(はちモン・・・八幡平モンスターの略)
 北東北の夏は行ってしまいましたが、これからは実りある秋。
 一日一日、葉の色が移り変わります。
 秋田県では、「まだバレてない秋田県。」得旅キャンペーンもやっています。
 山の紅葉が始まりかけています。
 秋は、乳頭温泉郷園地において、紅葉のブナ林ハイキング観察会を開催します。日時は10月25日(日)、午前9時から、乳頭温泉郷園地・空吹湿原コース(約4キロ)を、パークボランティア「ホシガラスの会」が御案内します。秋のブナ林を一緒に散策しませんか?
 休暇村乳頭温泉郷で申込を電話受付しています。お気軽にお申込みください。
秋
紅葉のブナ林ハイキング観察会