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東北環境局

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

秋の渡り鳥飛来を前に

2026年10月06日
羽黒 藤井 明子
10月初め、国指定鳥獣保護区大山上池・下池(山形県鶴岡市)の鳥獣管理員巡視に同行しました。

大山上池・下池は約400年前に作られた灌漑用のため池で、毎年秋から春にかけて、数万羽の渡り鳥が集まります。
例年10月初旬にはコハクチョウの飛来が始まりますが、この日は少し前にカモ類が到着したばかり。秋にしては強い日差しの下、観察地点を確認しながら、静かな下池の湖畔道路を1周しました。
管理員の方からは、下池周辺の自然や地形、歴史等、多岐に渡るお話も伺いました。
下池
大山下池と高舘山(右)、八森山(左)
下池
周囲を急峻な山に取り囲まれた下池。豊かな森が発達しています
下池
いくつもある入り江。複雑な地形が下池の特徴
下池
入り江の浅瀬をゆったりと泳ぐナマズ
下池
池にはカモ類が集まり始めました
下池
水中から上がってきたカンムリカイツブリ
下池
鳥獣保護区標柱の状況も確認
下池
鳥獣保護区区域図も確認
渡り鳥の飛来は、この地域の冬の風物詩でもあります。
飛来が始まる頃には、深夜、上空を行き交う渡り鳥の鳴き声が響き、時には眠りを妨げられることもあります。ハクチョウが滞在している期間には、朝は餌場の田んぼに向かうハクチョウの下を通勤し、夕方はねぐらに帰るハクチョウたちの鳴き声で、一日の終わりを感じます。
 
巡視同行の数日後、今シーズン初めてのコハクチョウが飛来しました。鳥獣保護区の渡り鳥飛来調査もすでにスタートしています。
今年も多くの鳥たちが無事に冬を過ごしてくれることを願っています。