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東北環境局

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

羽黒自然保護官事務所2026年4月振り返り④ Ranger’s Eye~環境省レンジャーはどこを見ているのか?~鷹ノ巣園地雪解け後点検(2026年4月14日)

2026年07月10日
羽黒 藤井 明子
前回、羽黒園地での雪解け後点検についてお伝えしました。羽黒自然保護官事務所にはもう一つの直轄施設である鷹ノ巣園地があります。こちらでも毎年、雪解け後の点検を実施しています。実は私は行けなかったので、今回点検を行ったレンジャー・松島の目を通してレポートしたいと思います。
 
鷹ノ巣園地は、羽黒自然保護官事務所から約70km南に位置する新潟県関川村にあります。ここも豪雪地帯であり、例年4月に除雪を行いますが、近年は雪解けが早まり、4月にはほとんど雪が見られなくなっています。
今年度も除雪をすることもなく冬を越えた鷹ノ巣園地、どのような状況だったのでしょうか。
鷹ノ巣
園地へ向かう鷹ノ巣吊り橋。この橋も国立公園内の許認可対象物として現況を見ています
鷹ノ巣
看板の文字が見えなくなっているので、対策が必要です
鷹ノ巣
広場に到着。炊事棟脇のケヤキの枝が 屋根方向に伸びないかに注意しています
鷹ノ巣
樹木は上部までしっかり見ます
鷹ノ巣
あらかじめ管理委託先にマーキングいただいた樹木を中心に、1本1本確認
羽黒園地と同様、鷹ノ巣園地でも強風の日が増えています。管理委託先の方からも「風が強くて心配」という声を何度も聞きました。そのため雪解け後点検では、危険木の有無を確認し、対処が必要な樹木をリストアップすることが重要な業務の一つとなっています。毎年羽黒自然保護官事務所と管理委託先が漏れのないように一緒に確認を行っています。
鷹ノ巣
荒川沿いの園路は落木の危険から立入禁止となっています
鷹ノ巣
電灯はじめ屋外電気設備の確認
鷹ノ巣
敷地内に設置された看板 許認可の対象物のため状況把握
鷹ノ巣
AEDは昨年パッド交換を 実施しました
鷹ノ巣
炊事棟の屋根裏もチェック
鷹ノ巣
2022年豪雨で椅子がすべて流出。 その後設置した3シーズン目の丸太椅子
鷹ノ巣
シカかカモシカが侵入している 痕跡(フン)がありました
鷹ノ巣
足元にカタクリ。鷹ノ巣園地にはカタクリの群生地もあるのです
ちなみに松島は環境省のレンジャー(自然保護官)の卵(現在係員)として、直轄施設維持管理や、許認可業務に従事しています。残念ながらレンジャーは直接アクティブレンジャー日記を書くことができないので、今回は松島が現地で撮影した写真を通じて、「レンジャーはどこを見ているのか?」をのぞいてみました。
 
レンジャーは国立公園や施設の維持管理のためにどのような点に注目しているのか。これからも時折、レンジャーの視点から国立公園を見つめる「Ranger's Eye」として、ご紹介していければと思っています。