
アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
白神山地の春 ~Spring in Shirakami-Sanchi~
2026年04月23日
白神山地
はじめまして。
4月から西目屋自然保護官事務所で、アクティブ・レンジャー(AR)として働くことになりました安本と申します。世界自然遺産の白神山地のふもとでの勤務が始まり、岩木山の雄大な姿に毎日元気をもらっています。これから、白神の美しい四季の移ろいや、私たちARの活動をお伝えしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、皆さんは今、白神山地で「ニホンジカ」の存在が大きな関心事になっているのをご存知でしょうか。もしシカたちが森の奥深くに定着してしまうと、貴重なブナの原生林や生態系に大きな影響が出てしまうかもしれません。そのため、環境省や林野庁、青森・秋田両県が手を取り合って、日々調査を続けています。実は、最近の調査データでは、自動撮影カメラに映るシカの数が令和4年度あたりから急増しています。また、鳴き声を録音して調べる「咆哮(ほうこう)調査」の結果では、現在はまだ「侵入の初期段階」とされていますが、森の中では着実に変化が進んでいる可能性もあります1)。
4月から西目屋自然保護官事務所で、アクティブ・レンジャー(AR)として働くことになりました安本と申します。世界自然遺産の白神山地のふもとでの勤務が始まり、岩木山の雄大な姿に毎日元気をもらっています。これから、白神の美しい四季の移ろいや、私たちARの活動をお伝えしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、皆さんは今、白神山地で「ニホンジカ」の存在が大きな関心事になっているのをご存知でしょうか。もしシカたちが森の奥深くに定着してしまうと、貴重なブナの原生林や生態系に大きな影響が出てしまうかもしれません。そのため、環境省や林野庁、青森・秋田両県が手を取り合って、日々調査を続けています。実は、最近の調査データでは、自動撮影カメラに映るシカの数が令和4年度あたりから急増しています。また、鳴き声を録音して調べる「咆哮(ほうこう)調査」の結果では、現在はまだ「侵入の初期段階」とされていますが、森の中では着実に変化が進んでいる可能性もあります1)。
先日、私の初仕事として、西目屋村の平沢川周辺へ自動撮影カメラの回収に行ってきました。ここはシカが越冬する場所との情報があり、その状況を調べるために今年の2月にカメラを設置していた場所です。回収した映像を確認してみると、ニホンジカの侵入は気がかりですが、それと並んでニホンカモシカやニホンザル、ホンドギツネたちも姿を見せてくれたのにはホット心が温まりました。
まだARになったばかりの私ですが、こうした「現場の一コマ」を積み重ねていくことが、白神を次世代へ繋ぐ大切な一歩になると信じています。専門的な結論を出すのは時間がかかることですが、まずは現場の「生の空気感」を皆さんに共有していければ嬉しいです。
最後は、調査地から見えた快晴の岩木山です。弘前公園の桜は満開になりましたが、山にはまだ美しい残雪が。白神の春は、もうすぐそこまで来ています。
最後は、調査地から見えた快晴の岩木山です。弘前公園の桜は満開になりましたが、山にはまだ美しい残雪が。白神の春は、もうすぐそこまで来ています。
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