アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
羽黒自然の小径 梅雨の小径の多様性
2024年08月06日
羽黒
６月下旬から本格的な梅雨に入り、７月の羽黒集団施設地区（山形県鶴岡市羽黒町）の園路「羽黒自然の小径」は曇りや雨の日が続きました。雨降りだと見るものがないかと思いきや、実はそうではないようで。緑は雨水にしっとりと濡れていっそう濃厚に。そして雨が上がると木々の間から蝉時雨が降り注ぎ、中旬にはアブラゼミやヒグラシも登場。彼らの大合唱が辺り一帯を包んでいました。
一面緑に見える羽黒の小径ですが、個性的な花たちもちらほら（７月11日）。
一面緑に見える羽黒の小径ですが、個性的な花たちもちらほら（７月11日）。
虫を見かけることも多くなりました。
雨上がりの主役はこの方々。
７月25日～26日にかけての大雨では、二夜の池も溢れそうな位の水位に。所々に豪雨の跡が残りました。
一方で、その環境に適応している自然の姿がありました。
７月末、擬宝珠のような植物は縦方向に成長していました。この先どう変化していくか、気になる植物です。
その正体は、月山ビジターセンターのブログで紹介されているユリ三姉妹の中にあります。是非想像してみてください。
その正体は、月山ビジターセンターのブログで紹介されているユリ三姉妹の中にあります。是非想像してみてください。
「羽黒自然の小径」は小さな散策路ですが、このように多様な生き物が暮らす場所です。二夜の池を中心に、短時間でも出羽三山の豊かな自然を垣間見ることができます。
最寄りの月山ビジターセンターでは「羽黒自然の小径」情報を掲示しております。散策の際には、まず月山ビジターセンターにお寄りください。令和６年度は月山登山に訪れる利用者の方のために７月１日（日）～10月30日（水）まで、休館日なしで開館しております。
最寄りの月山ビジターセンターでは「羽黒自然の小径」情報を掲示しております。散策の際には、まず月山ビジターセンターにお寄りください。令和６年度は月山登山に訪れる利用者の方のために７月１日（日）～10月30日（水）まで、休館日なしで開館しております。
