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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

月山道路(国道112号線) ナショナルパークエントランスにご注目を

2024年07月11日
羽黒 守屋明子
先の日記で飯豊連峰での国立公園看板周辺の草刈り作業についてレポートしましたが、それに続いて6月27日(木)に月山南麓を横切る国道112号線(月山道路)沿いの2箇所においても草刈り作業を行いました。
 
国立公園のエントランス看板は日本を代表する風景地である国立公園の入口を示します。国立公園=ナショナルパークを車で通過する皆様からも、車窓から見える雄大な景観は国立公園として保護されていることを(運転の妨げにならない程度に)しっかり認識頂けるようにしています。
月山道路のエントランス看板は、定期的な草刈りに加え、羽黒地区パークボランティアの皆さんによる塗り直しなどのメンテナンスにより、看板としての機能が保たれています。
月山道路のエントランス看板は鶴岡市側の田麦川橋近くと、西川町側の山葵沼橋近くの2箇所にあります。いずれも国立公園の境界付近の道路脇ですが、生命力豊かな野草が夏場にかけて繁茂する場所です。そのため年に1回は草刈りをしないと、2mはゆうに成長するイタドリその他に埋もれ、看板が見えなくなってしまいます。
 
今年度も雪解けの後から設置箇所を通過するたびに様子を見ていましたが、そろそろ草が看板を覆ってきたので、刈払い機を持って現場へ出動。梅雨の合間の晴天を活かして、さっぱりと仕上げてきました。
月山道路を利用される際には、是非ご覧ください。
■国道112号線 国立公園看板(田麦川橋)
国立公園看板
草刈り前
国立公園看板
草刈り中(猛暑のためレンジャー服を脱いで)
国立公園看板
草刈り後
国立公園看板
オカトラノオ
■国道112号線 国立公園看板(山葵沼橋)
国立公園看板
草刈り前
国立公園看板
草刈り中
国立公園看板
草刈り後
国立公園看板
尺を取っていた虫
作業を終えると月山がくっきりと見えました。
月山も7月1日の開山を数日後に控え、緑と残雪が眩しい夏の月山に仕上がっていました。
月山
雄大な月山南側斜面
月山
6月初旬までスキー場だった姥ヶ岳とリフト
月山
西側から見た弥陀ヶ原から山頂までの美しい稜線