アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
冬の小野川不動滝
2024年03月25日
裏磐梯
皆さま初めまして。
2月から裏磐梯自然保護官事務所のアクティブレンジャーとして着任しました稲村と申します。
これから、AR日記を通して皆さまに磐梯朝日国立公園内の魅力や自然情報を定期的に発信していきたいと思います。
2月から裏磐梯自然保護官事務所のアクティブレンジャーとして着任しました稲村と申します。
これから、AR日記を通して皆さまに磐梯朝日国立公園内の魅力や自然情報を定期的に発信していきたいと思います。
今回は、裏磐梯地区にある17コースの探勝路のうち、小野川不動滝探勝路の巡視を行ってきたのでご紹介いたします。
小野川不動滝探勝路は、小野川不動滝を目指して歩くコースです。夏には力強い水しぶきの爽快感が感じられ、冬には滝の端が青く凍り付いた様子(ブルーアイス)が楽しめます。
小野川不動滝探勝路は、小野川不動滝を目指して歩くコースです。夏には力強い水しぶきの爽快感が感じられ、冬には滝の端が青く凍り付いた様子(ブルーアイス)が楽しめます。
冬期は探勝路入口までの道が除雪されていないので、手前の臨時駐車場(3台ほど駐車可能)に車をとめて、探勝路入口まで歩きます。今回スノーシューは使用していませんが、降雪後などはスノーシューやワカンなどが必須になります。またトレースがついていない可能性もありますので、事前に行程の確認や地図の携行など、基本的な準備と装備をして散策するようお願いいたします。
歩き始めて、すぐ動物の足跡がありました。人間の手のような跡をしていますね。
動物に詳しくないのでこれとは確定できませんが、サルの足跡のように見えます。
動物に詳しくないのでこれとは確定できませんが、サルの足跡のように見えます。
約10分ほど歩きますと、探勝路の入口につきます。
ここから小野川不動滝までのコースタイムは約20分ほどになります。
では、行ってみましょう。
ここから小野川不動滝までのコースタイムは約20分ほどになります。
では、行ってみましょう。
探勝路の様子です。動物の足跡が至る箇所でみられたので会えるのではと期待していたのですが、今回は残念ながら会うことはできませんでした。
ここで、注意箇所のご案内です。小野川不動滝探勝路には小野川湖畔探勝路への分岐点があります。
小野川湖畔探勝路へのルートは通行止めなのですが、積雪が多い時期ですと注意看板やルートの案内看板が埋まってしまう可能性もありますのでご注意ください。
小野川湖畔探勝路へのルートは通行止めなのですが、積雪が多い時期ですと注意看板やルートの案内看板が埋まってしまう可能性もありますのでご注意ください。
今回の目的地の小野川不動滝になります。完全なブルーアイスではなかったものの、間近で見ると迫力のある滝でした。
最後に裏磐梯地区には他にも、多くの探勝路があります。季節によってまた違う表現をしてくれるので、是非お越しになってお楽しみいただければと思います。