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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

雪便りと十和田湖1000年会議

2023年10月26日
十和田 伊藤 あけみ
初冠雪の便りがあちこちから聞かれる今日この頃、通勤路より雪の帽子をかぶった岩手山を眺められ嬉しくなります。
山
岩手山、八幡平、秋田駒まで見渡せます
先日のパークボランティア活動で行った酸ヶ湯温泉では、雪のため一部道路が通行止めになるほどの積雪がありました。紅葉便りをお届けする間もなく、冬がやってきます。
 
酸ヶ湯
降りしきる雪ですっかり冬模様です
笠松峠
このあとすぐに通行止めになりました
睡蓮沼
今季初除雪車と思われます
「1000年会議」なにやら、ワクワクするお題ではありませんか?
環境省のモデル事業(詳細はこちら)の実施拠点候補に選ばれた十和田八幡平国立公園十和田湖地域が、官民で基本構想を検討し、将来ビジョンを描く会議です。簡単に言えば、地域の人々と、行政の方が協力して、十和田湖を魅力あふれる素敵な場所にして行こうということで立ち上がりました。その第一回が10月18日に行われました。

 
会議1
十和田八幡平国立公園事務所長の挨拶から始まります
会議2
東北地方環境事務所長が司会を務めます
会議3
十和田市長始め近隣の首長が参加されました
会議4
報道各社からインタビューを受ける所長
慌ただしく過ごした秋の、パークボランティア活動を振り返って、その様子をお知らせしたいと思います。
まだまだ暑さが続いていた9月に、パークボランティアの皆さんにお手伝いいただき、酸ヶ湯駐車場や登山口周辺の清掃活動を行いました。
駐車場
刈払機の作業に集中し皆さんの写真を撮りそこねました
活動
歩道を塞いだ倒木を処理します
10月21日は、今年度の野外の最後の活動でしたが、酸ヶ湯は雪のため活動は中止で、田代湿原のロープ撤去のみ行いました。
田代
いつもありがとうございます。今年度最後の野外での活動です。
夏が去って、紅葉本番の十和田湖畔ですが、様々な自然の造形があり、様々な動植物の営みが繰り広げられ、着々と冬に向かっています。そんな様子を、ゆっくり滞在して感じていただきたいものです。
冬芽
キタコブシは季節を間違えたのかふわふわの服を脱いでしまっていました
実
キタコブシの実はほんとにコブシのようですね
そんな様子を、ゆっくり滞在して感じていただきたいものです。標高の低い場所の紅葉はまだまだこれから本番ですが、山沿いは雪に変わる場合もありますので、準備を万全にしてお楽しみください。


湖
きらめく十和田湖が皆さんをお待ちしています

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