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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

深緑の十和田湖

2023年08月02日
十和田 伊藤 あけみ
7月も慌ただしく過ぎていき、あっという間に八月となりました。先月、秋田県の一部は、甚大な豪雨災害に見舞われました。心からお見舞い申し上げます。木々の緑は増し、十和田湖の青さは深く、風の温度は高く、夏の装いです。
光
天使の階段、レンブラント光線とも言う
いつのまにかシナノキの花が咲いていて、いい香りで存在に気づかされます。
花
香りがして見上げるとシナノキの花
キタコブシは既に冬の準備をしています。
花
ふわふわの暖かそうな洋服をまとった冬芽
実
人間の手のコブシのようなキタコブシの実
実
秋にどうなるのか楽しみ
通勤路では、特定外来種のオオハンゴンソウが満開です。明治時代に、切り花として輸入されましたが、繁殖力が旺盛で、他の植物を侵略してしまいます。
花
鑑賞するだけなら美しい
今月の業務の様子や、十和田湖周辺の様子をお伝えします。7月22日、パークボランティア活動で登山道の刈り払い作業を実施しました。八甲田の中でも手つかずの自然が多く残されている、櫛ヶ峯への登山道の途中、矢櫃橋までの区間です。下見の際の写真を掲載します。
山
南八甲田櫛ヶ峯1516mをのぞむ
山
八甲田の中でもロングコースで知られる
7月月30日は、パークボランティア活動で、蔦野鳥の森歩道の整備で、歩道脇の笹刈りなどを行いました。
  
蔦
暑い中で活動されるパークボランティアの皆さん
花
葉がいい香りがするジャコウソウ
蔦
静寂の長沼
ねぶたが開催される8月の青森、熱い夏の始まりです。しかし、自宅周辺では既に秋の虫が鳴いていて、夏はもう過ぎ去った感のする伊藤です。
杉
十和田神社入り口で出会った神々しい光