アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
みちのく潮風トレイルを知るために
2023年04月24日
大船渡
こんにちは。大船渡自然保護官事務所の坂本です。
色とりどりの草花が待ってましたと顔を出し始めましたね。
春本番の三陸は是非みちのく潮風トレイルを歩いてお楽しみください。
色とりどりの草花が待ってましたと顔を出し始めましたね。
春本番の三陸は是非みちのく潮風トレイルを歩いてお楽しみください。
みちのく潮風トレイルは、青森県八戸市から福島県相馬市までの太平洋沿岸をつなぐ1,000㎞を超える歩道です。
環境省をはじめ、4県29市町村に及ぶ関係自治体、民間団体、地域住民の共同で2019年6月9日に全線開通し、間もなく4年を迎えようとしています。
4月20日、環境省東北地方環境事務所の田村所長がみちのく潮風トレイル全線を踏破しました。田村所長は2022年7月に着任し、休日を利用しコツコツと歩みを進め、ランニングが趣味というタフさを遺憾なく発揮し9ヶ月で1000㎞以上もの道のりを歩ききりました。
時には三陸各地の保護官やアクティブ・レンジャーと共に歩くこともありました。
環境省をはじめ、4県29市町村に及ぶ関係自治体、民間団体、地域住民の共同で2019年6月9日に全線開通し、間もなく4年を迎えようとしています。
4月20日、環境省東北地方環境事務所の田村所長がみちのく潮風トレイル全線を踏破しました。田村所長は2022年7月に着任し、休日を利用しコツコツと歩みを進め、ランニングが趣味というタフさを遺憾なく発揮し9ヶ月で1000㎞以上もの道のりを歩ききりました。
時には三陸各地の保護官やアクティブ・レンジャーと共に歩くこともありました。
踏破を迎える地となったのは岩手県釜石市、三陸鉄道両石駅から釜石駅までの区間でした。
釜石市役所の目の前を通る正規ルート、この日は素敵なサプライズがありました。
みちのく潮風トレイルのPRのために踏破を目指す田村所長を励ましたいと、野田市長や職員の皆さんが大漁旗を振ってくれていたのです。
日頃の釜石市のお力への感謝の気持ちと共に、みちのく潮風トレイルに対する地域の期待の大きさを感じ、身が引き締まる思いでした。
釜石市役所の目の前を通る正規ルート、この日は素敵なサプライズがありました。
みちのく潮風トレイルのPRのために踏破を目指す田村所長を励ましたいと、野田市長や職員の皆さんが大漁旗を振ってくれていたのです。
日頃の釜石市のお力への感謝の気持ちと共に、みちのく潮風トレイルに対する地域の期待の大きさを感じ、身が引き締まる思いでした。
ゴール地点の釜石駅には環境省の職員だけでなく地元事業者の皆さんもかけつけ、その瞬間を共有しました。
おつかれさまでした。
おつかれさまでした。
管理する立場の人間が実際歩き、体験したことで見えた課題や改善点が多くあります。
今後のみちのく潮風トレイルの改善と発展に向けて皆で頑張って参ります。
今後のみちのく潮風トレイルの改善と発展に向けて皆で頑張って参ります。
自ら歩ききった田村所長に聞きました
◇各地に点在する三陸復興国立公園保護官事務所の職員へのメッセージ
・時間を作って全線踏破にチャレンジしてみてほしい。
・地域とつながり、地域のために尽力してほしい。
◇みちのく潮風トレイルを踏破して楽しかったことは?
・五感をフル活用しながら海を感じ歩けることは感動の連続だった。
・ニホンカモシカ、ニホンリス、ホンドテン、野鳥たちとの遭遇。
・トレイルエンジェル※との出会い。
※トレイルエンジェル…ハイカーをサポートする人たちのこと
踏破の報告に、隣町(大船渡市)のトレイルエンジェルのもとへ立寄ったところ、1人の女性ハイカーと出会いました。もちろん話題はみちのく潮風トレイルの歩き方についてです。時間を忘れトレイル談義に花を咲かせました。
この様子を嬉しそうに見守るトレイルエンジェル、「こういうのが嬉しいよなぁ」と。
道を利用するハイカー、ハイカーを迎える地域の方々、そして管理運営する立場の人間、みんなが繋がっていることを実感させられました。
三陸という素晴らしい自然にはもちろん、様々な人たちの努力と出会いに感謝し、これからもみちのく潮風トレイルを盛り上げていきたいと思います。
・時間を作って全線踏破にチャレンジしてみてほしい。
・地域とつながり、地域のために尽力してほしい。
◇みちのく潮風トレイルを踏破して楽しかったことは?
・五感をフル活用しながら海を感じ歩けることは感動の連続だった。
・ニホンカモシカ、ニホンリス、ホンドテン、野鳥たちとの遭遇。
・トレイルエンジェル※との出会い。
※トレイルエンジェル…ハイカーをサポートする人たちのこと
踏破の報告に、隣町(大船渡市)のトレイルエンジェルのもとへ立寄ったところ、1人の女性ハイカーと出会いました。もちろん話題はみちのく潮風トレイルの歩き方についてです。時間を忘れトレイル談義に花を咲かせました。
この様子を嬉しそうに見守るトレイルエンジェル、「こういうのが嬉しいよなぁ」と。
道を利用するハイカー、ハイカーを迎える地域の方々、そして管理運営する立場の人間、みんなが繋がっていることを実感させられました。
三陸という素晴らしい自然にはもちろん、様々な人たちの努力と出会いに感謝し、これからもみちのく潮風トレイルを盛り上げていきたいと思います。