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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

ドイツ レムケ環境大臣 蒲生干潟をご視察

2023年04月20日
仙台 鎌田 和子
こんにちは、仙台自然保護官事務所の鎌田です。
「G7札幌 気候・エネルギー・環境大臣会合」に出席するため、ドイツのレムケ環境大臣が訪日されました。そして、その会合前に福島・宮城県を訪れ、蒲生干潟(国指定仙台海浜鳥獣保護区蒲生特別保護地区)も視察頂きましたので、その時の様子を報告いたします。
 
2023年4月14日、田村所長、菅野課長補佐とともに、レムケ環境大臣(ブルーのジャケット)を蒲生干潟にご案内いたしました。
蒲生干潟の変化の説明の様子
蒲生干潟の震災前の様子や、津波で干潟が消失したことや地形の回復の様子、生物等の生息状況の変化を説明しました。 レムケ環境大臣からは、干潟の水交換やその管理方法などのご質問があり、現地の状況も確認頂きました。
レムケ環境大臣、日和山に登る
防潮堤から見下ろした日本一低い日和山に登山しました。私たちは、日和山が震災前から、地域に愛されていることや云われ、震災前の小学生の干潟の清掃活動などの説明をしました。
レムケ環境大臣と記念撮影
日和山でレムケ環境大臣と随行の皆様と記念撮影をいたしました。 登山した皆様には「仙台蒲生日和山山開きプロジェクト実行委員会」発行の日和山登山証明書をお渡ししました。
この日は、名取市震災復興伝承館、名取市震災メモリアル公園、みちのく潮風トレイル名取トレイルセンター、トレイルルートにあたる塩釜市の塩釜神社もご訪問されており、宮城県、名取市、東北地方環境事務所が連携し、ご案内致しました。