夏に出会った虫たちのフォトコレクション

2022年08月31日

宮古

宮古自然保護官事務所の古館です。
二十四節気の処暑が過ぎ、意味通り朝夕に涼しい風を感じるようになりました。みなさんのお住まいの地域はいかがですか？

さて、施設点検をしていると色んな生きものに出会いますが、夏はセミにクワガタにと、ワクワクしちゃいます。ということで、私が出会った夏の虫たちをご紹介します！

水色の身体に黒色の模様が美しいルリボシカミキリ — ルリボシカミキリ（撮影：7月11日　宮古市・日出島※）

※日出島は国指定鳥獣保護区に指定されており、上記写真は国指定鳥獣保護区の調査で上陸した際に撮影したものです。この島への上陸は許可が必要で、誰もが立入れる場所ではありません。

カナブンかアオカナブンかは、両者の見分けのポイントである足の付け根まで確認できず…。また出会うことがあったら確認してみます！

十数センチあるヤマナメクジ。 — 十数センチあるヤマナメクジ（撮影：８月９日　宮古市・宮古姉ヶ崎園地）

触覚が長く、細長いからだのエダナナフシ — 触覚がナナフシより長いエダナナフシ（撮影：８月26日　宮古市・自然保護官事務所敷地内）

は虫類のカナヘビにも遭遇（撮影：７月４日　山田町・船越園地（荒神海水浴場付近））

さて、ここでクイズです！
この中にタテハチョウの仲間・ルリタテハがいます。どこにいるか分かりますか？？

羽を閉じるルリタテハ（撮影〈以下全て〉：８月16日　宮古市・震災メモリアルパーク中の浜）

おや？チョウ以外にも写りこんでいますね。チャイロスズメバチです。

上部は赤く下部は黒いチャイロスズメバチ＃チャイロスズメバチ
他のスズメバチの巣を乗っ取って暮らすチャイロスズメバチ。攻撃的な性格ともいわれているので、昆虫たちを探すのは楽しいですが、ハチたちもまだまだ活発に動き回っています。チャイロスズメバチ含め、危ない生きものには注意しましょうね！

さて、このへんで先ほどのクイズの答えを発表します。

秋はどんな生きものに出会うか楽しみです。また色々と出会えたらご紹介します。
では、また！

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

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