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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

十和田湖だより

2022年07月27日
十和田
十和田湖から伊藤が盛夏の風景をお届けいたします。
木々が日に日に色を変えて行くにつれ、十和田湖も深い深い緑に包まれています。

カツラとヤナギの葉の緑も色濃くなりました。龍神のような流木がいつの間にか無くなっていました。。どこに消えたのでしょう。今朝は雲海には少し遅くなってしまいました。
 
雲海は10分でも時間が遅いと、あっという間に雲が湧き上がってきます。この時期に雲海を期待する場合は早朝(午前6~7時)がお勧めです。

雲海は10分でも時間が遅いと、あっという間に雲が湧き上がってきます。この時期に雲海を期待する場合は早朝(午前6~7時)がお勧めです。外輪山から下りると、湖畔は霧の中です。
最近、毎朝会うカンムリカイツブリが涼しそうに泳いでいます。
 
この気温で勢いを増しているのが、オオハンゴンソウです。特定外来生物であるオオハンゴンソウについて、当事務所で作成したパンフレットがわかりやすいので、ご覧ください。 みなさんのご協力が、この自然環境を守って行くことに繋がります。
さて、先日、業務途中に奥入瀬渓流と蔦沼に立ち寄りました。勢いのある水しぶきと、深い緑に癒やされます。


深い緑と、植物達の様子をご覧ください。

雨に打たれてエゾアジサイ
  
ホツツジ
ヒロハツリバナ
すでに赤くなっているものが一つ
まん丸いのはツリバナかオオツリバナ
今の時期十和田湖畔を歩いていると、いい香りが漂うのはシナノキの花です。満開は過ぎてしまいましたが、十分香りを振りまいています。
 
業務で建物の記録にとる自分が、写真に写りこんでいました。穏やかな十和田湖です。
事務所の側のカツラの巨樹の根元に、オオウバユリの大群落があります。


最近は、観光バスも増えて、少し賑わいが戻ってきた十和田湖畔です。自由に行きたい場所に行ける世の中が来ることを祈ります。