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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

十和田八幡平国立公園企画展「国立公園がやってきた」

2022年04月11日
十和田八幡平国立公園 伊藤 あけみ

新年度最初の出勤日の十和田湖は、まばゆいばかりの輝きで私を迎えてくれました。

「行雲流水」そんな言葉がふと浮かびました。

朝の一瞬だけの静寂です。

この瞬間に自分だけが此処にいる贅沢を感じます。

放射冷却現象で冷え込んだ朝、4月というのに湖面が凍り付いています。

十和田八幡平国立公園管理事務所に着任して早6年目、感慨深い思いで湖畔の通勤路を走っています。

今年一年どうぞよろしくお願いいたします。

以前お知らせした十和田八幡平国立公園写真展イオンモール大曲会場が3月31日で無事終了いたしました。

ご協力いただいたイオンモール大曲様、お越し頂いた多くの皆様にこの場を借りて御礼申しあげます。

同会場で、「国立公園がやってきた」と題し、SDGsと、酸ヶ湯インフォメーションの展示、アクティブレンジャーの仕事、などのパネル展を開催するための準備をしてきました。

6月30日まで展示しております。お近くにおいでの際にはぜひお立ち寄りいただけますようお願いいたします。

https://www.aeon.jp/sc/omagari/event/event_202203141117_omagari_gjmkfksj.html?page=2

このところの陽気で、いっきにマンサクが開花しました。満開です。

私のマンサク観察にしばしお付き合いください。

ガクが橙色、深紅、黄色とあり、良い香りが漂っていました。

しばらく会わないうちに、カツラの花芽もほころんでいました。(雄花です)

ブナの芽もふっくらとふくらんで輝いています。

事務所の周辺では、アカゲラやアオゲラが木をつつく音、キジバトのほ~ほ~という何ともおだやかな声などとてもにぎやかになってきました。

春は生命の息吹にあふれています。