アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
環境大臣表彰&マンサク開花&春ちかづく八甲田
2022年03月25日
十和田八幡平国立公園
春分の日が過ぎ、日ごとに日照時間が長くなりました。
出退勤時が真っ暗ではないと、やはり嬉しいものです。
通勤路から南八甲田櫛ヶ峯がくっきり見えます。
湖畔からは更に美しく輝いて見えました。
さて、環境省では、自然公園の保護と適正な利用に関して、顕著な功績があった方(団体も含む)を表彰する制度があります。
令和3年度自然公園関係功労者環境大臣表彰に、自然公園財団十和田支部に勤務されていらっしゃる山下清吉氏が表彰されました。十和田市長への報告会に同行させていただきました。
詳細:https://www.env.go.jp/press/110611.html
山下さんは、十和田湖はもちろん、八甲田、奥入瀬のことでわからない事をたずねると、何でも答えてくださり、とても頼りになります。。
改めて、おめでとうございます。今後も元気でご活躍して下さることを祈念します。
先日、業務途中に湖畔のマンサクに会いに行ったら、かすかに微笑んでいました。
暖かい日が続いたかと思うと、寒さがぶりかえしたりする中、やっと眼を覚ましましたね。
春の日差しが眩しい日もある十和田湖畔ですが、業務の打ち合わせで行った八甲田はまだまだ雪に埋もれていました。
酸ヶ湯温泉の周辺の雪の壁はこれぐらいありました。
スキー場のブナの芽が色づいているのがわかります。
3月も間もなく終わります。
5年前からいつも側にいる龍神様は、姿こそ変わりましたが今日も十和田湖を見守っています。
時は過ぎ、変わりゆくものもあり、変わらぬものもあり、様々な想いが走馬燈のように頭をよぎります。
変わらぬ自然を守っていくために、自分の出来ることは微力かもしれませんが、日々研鑽し、業務に従事していきたいと思いました。