アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
晩秋
2021年10月16日
十和田八幡平国立公園
昨日の通勤時の気温は7度でした。
しかし八甲田の初冠雪の便りはまだ聞こえず、雪の降るのが待ち遠しい私はわくわくする季節です。
先日、業務で行った蔦沼、田代湿原、雛岳の今の様子をお伝えします。
例年、パークボランティア活動として行っている田代湿原のロープ撤去を、コロナ禍で中止としたため、
管理官と二人で行いました。
〈撤去したロープと杭は一人分20キロ以上〉
華奢な管理官ですが、ネパール6000mの経験があり、いつも頼もしいです。
パークボランティアの皆さんは軽々とあっという間に終わる作業、
日頃の活動には本当に頭が下がる思いでした。
〈距離が短く平坦なので二人で何とか運びました〉
〈何を思う?〉
〈こちらを見ています〉
〈湿原に彩り:ナナカマド ハイイヌツゲ〉
〈蔦沼から赤倉岳、1001ピークをのぞむ〉
〈蔦七沼のひとつ長沼:1001ピークが紅葉真っ盛り〉
〈花火のようなソウシシヨウニンジンの実〉(想思子様人参)
〈熊の命を支えるブナの実〉
来る冬に向けて、命の輝きを放つ動植物達や木々です。
巡視で行った、雛岳は雨模様でしたが、ブナの森に癒やされます。
〈奇怪なブナがたくさんあります〉
〈下山途中に虹が〉
〈雨ありて虹あり〉