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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

登山口にある、「あれ」の話。

2021年06月21日
羽黒 風間彩野

登山口にある、「あれ」の話。

こんにちは。羽黒自然保護官事務所の風間です。

本日は登山口でよく目にする「あれ」の話。

斜め上を向いてぼーっとしているように見える、「あれ」です。

ひなたぼっこしてるのかな・・・?

そうです、これは登山者カウンター。

夏に磐梯朝日国立公園の山に登ったことのある人は会っているはず。

彼らを、数日に分けていろいろな場所に設置してきました。

飯豊地域は奥胎内口の足ノ松登山口、朝日地域は朝日鉱泉口、古寺鉱泉口、日暮沢口、泡滝ダム登山口の計5箇所です。上の写真はその場所の写真です。

それぞれその山域にどれほどの登山者が来たのかを数値で示してくれる唯一の機械です。6月~11月頃まで設置しています。

また、彼らはソーラーパネルを用いて動いている優れものです。ひなたぼっこしているように見えるのも間違いではありませんね。

登山者カウンターの仕組みを絵で説明します。

前を通るときは立ち止まらずにお願いします。カウンターの前で休憩をするのもご遠慮ください。1人分のカウントが20人分に影分身してしまいますので・・・。

また、倒れているなど何か不具合等発見してくださった際には羽黒自然保護官事務所まで一報入れてくださいますと大変ありがたいです。(連絡先:0235-62-4777)

夏の間活躍してくれる彼らに会ったらどうぞ挨拶してあげてください。

今年も暑い夏になるかと思いますが、水分補給、休憩、栄養補給等しっかり行い、安全な登山をどうぞよろしくお願いいたします。