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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

十和田湖日記

2021年05月11日
十和田八幡平国立公園 伊藤 あけみ

「おとこもすなる日記といふものを 女もしてみむとてするなり」

通勤路でふと頭の中に浮かんできたフレーズは、

高校時代大好きだった授業のひとつ

「古典」のなかにあった「土佐日記」の冒頭でした。

日々、外の業務が増えるこの季節、

日記を記す時間がなかなか無いのですが、

写真だけは増えていきます。

そんな日常を写真でお伝えしようと思います。

〈5/2奥入瀬渋滞対策業務に向かう途中の奥入瀬渓流〉

〈5月2日:奥入瀬渓流渋滞対策業務〉

朝はみぞれの寒い一日、大きな渋滞もありませんでした。

〈5/6満開のサクラと橙色から萌葱色に変わりつつあるカツラ〉


〈満開のオオヤマザクラと白きたおやかな櫛ヶ峯〉

〈5/7休屋から子の口に向かう途中、宇樽部湖畔のニリンソウ群落〉

〈花びらは5枚~9枚までを見つけました〉

〈5/9十和田八甲田地区パークボランティアの皆さんと西湖畔自然観察会〉

〈雨だからこそ見られる花の風景〉

長い雨にあたった花びらが、水分を含んで透き通ってガラス細工のようです。

〈愛おしくて近くに顔を寄せてしまいます〉

〈西湖畔に多く見受けられる、クルマバツクバネソウ:葉が5~8枚まで見つけました〉

〈オヒョウの葉っぱは何故にこんな形なのでしょう?〉


〈カルガモの毛繕い:器用に足も使う〉

〈カツラの倒木には様々な植物が根付いて小さな庭園になっています〉

〈西湖畔の歩道は今ニリンソウロードになっています〉

日々刻々と変化する季節を楽しむ、そんな心のゆとりを持って生きたいものです。