アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
時は流るる
2021年05月07日
十和田八幡平国立公園
4月の最終週の始まり、顔にあたる空気の冷たさを感じつつカーテンを開けると、
一面の白い風景が目に飛び込んできました。
淡雪がはらはらと舞い落ち、
やっと目覚めた植物達は白い綿菓子のような衣装をまとっているようでした。
と、日記を書き終えて連休に入ってしまいました。
連休明けて出勤すると、湖畔や休屋の桜が咲き始めていました。
少し時は過ぎてしまいましたが、業務で出会えた風景をご紹介します。
春紅葉のトップバッターのカツラは桃色(花)から橙色(若芽)に模様替えし、
太陽をあびてキラキラ輝いています。
山燃えるという言葉がぴったりの季節になってきました。
以前紹介した酸ヶ湯インフォメーションセンターと、リニューアルした奥入瀬渓流館の様子や、
蔦沼、酸ヶ湯周辺の様子をお知らせします。
植物や動物が生き生きと躍動を始める季節となりましたが、
標高の高い場所はまだまだ気温が低く、しっかりとした防寒対策が必要となります。
コロナ対策等の備えもしっかりしつつ、楽しんでいただければと思います。