アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
この冬の野鳥たちとの出会い
2021年04月01日こんにちは。宮古自然保護官事務所の古館です。
4月になりましたね。春が加速している宮古ですが、今回はこの冬に出会った冬鳥たちを一挙にご紹介します。
シノリガモ(撮影:宮古市浄土ヶ浜園地にて)
オスの鮮やかな模様が目に飛び込んでくるので、見かけるとついシャッターを押してしまいます。
道化者やまだら模様という意味合いを持つ"Harlequin(ハーレクイン)"がそのまま英名に入ったHarlequin Duckというのも納得ですね。
ウミアイサ(撮影:田野畑村明戸浜にて)
川の河口や海辺など、巡視に行った先々で見かけたウミアイサ。
十数羽の群れで行動しながら頻繁に潜っていた彼ら。
潜ることが苦手(泳ぐことも苦手)な私には羨ましく感じました。
泳げるようになりたいものです...。
ハギマシコ(撮影:宮古市浄土ヶ浜園地にて)
静かな森に響くカサカサとした音。
跳ね歩きながら一生懸命地面をつついて採食していました。
おなかは薄紅色をしていますが、全体が暗めなので、見つけるのが大変でした。
ツグミ(撮影:田野畑村北山崎にて)
この冬も色んな場所で出会えました、ツグミさん!
この1枚は、特におなかがぷっくりしていて、可愛らしかったです。
カシラダカ(撮影:山田町船越半島のみちのく潮風トレイルルートにて)
多少ブレてしまいました。
カシラダカは複数行動する印象だったのですが、この子は単独でした。
撮影のあと元気に飛び立っていきました。
3月下旬から一気に気温が高くなったので、冬鳥たちを見かけることが少なくなりましたが、暖かくなると南の国から夏鳥が渡ってくるので、今年はどんな出会いがあるか楽しみです。
以上ご紹介しましたが、みなさんのお住まいの地域でも見かける野鳥はいましたか?
みなさんも野鳥との素敵な出会いがありますように。
野鳥の種別を調べたい方は、国立公園オフィシャルパートナーの【サントリーホールディングス(株)】様のサイトもご参考にどうぞ!
では、また!