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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

ブナ林のスノーシュー

2021年02月12日
十和田八幡平国立公園 谷川真実

初めまして。

鹿角管理官事務所アクティブ・レンジャーの谷川です。

出身は新潟市です。4月に鹿角市に引っ越してまいりました。

担当するエリアは十和田八幡平国立公園の八幡平地域です。

八幡平の冬は新潟市と比べるととても寒いです。

しかし八幡平の自然の美しさはこの寒さあってこそなのだろうなと感じています。

冬の八幡平といえば樹氷が有名ですが、私はまだ樹氷を生で見たことがないのでこれから楽しみです。

さて、私は2月4日に八幡平の南側に位置する乳頭温泉郷の湯めぐりコース付近の

ブナ林を巡視してまいりました。

地元の方に案内していただきました。

スノーシューは少し歩きづらいですが、雪に沈む事なくスムーズに歩けますし、

雪を纏ったブナ林はとても綺麗で、ウキウキズンズンと進んでしまいます。

雪の積もったブナ林はなんともいえない静かさで、神秘的な雰囲気に包まれています。

寒さを忘れてずっと居たくなってしまいます。

来た道を振り返って。

自分たちの歩いてきた足跡を見るのもなにか楽しいですよね。

このブナ林ではキツネなどの動物の足跡を発見できます。

今回は残念ながら発見できなかったので次は必ず見つけたいです。

乳頭温泉郷にお越しの際は是非スノーシューでの散策をお楽しみください。