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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

十和田ビジターセンター企画展「鉱山から始まった十和田湖のくらし」

2021年01月14日
十和田八幡平国立公園 村田 野人

 こんにちは、十和田八幡平国立公園管理事務所の村田です。

 今回は十和田ビジターセンターで開催中の企画展の紹介です。

 現在、十和田ビジターセンターでは、令和3年1月12日から2月21日(日)まで、企画展「鉱山から始まった十和田湖のくらし」を開催中です。

 江戸時代に十和田湖は、最盛期から衰退しつつも信仰の山であり人跡まれな奥山でした。そのわずか30から40年後大正の初め、湖畔にはホテルが立ち、自動車が走り、郵便局があり、観光地として注目を集め始めていました。この信仰の時代と観光の時代をつなぐ、ミッシング・リンクこそ鉱山の時代でした。

 十和田湖に人が住み始め、集落ができていく、その過程には湖畔の鉱山開発と深い関係がありました。企画展では歴史資料を基に明治時代の十輪田銀山・鉛山の発展と生活の様子、後世に鉱山が遺したものについて紹介します。

企画展ポスター鉱山から始まった十和田湖のくらし

<企画展「鉱山から始まった十和田湖のくらし」

※企画展の詳細はこちら

タイトル:企画展「鉱山から始まった十和田湖のくらし」

期  間:令和3年1月12日(火)から令和3年2月21日(日)9:00ー16:30

(毎週水曜日は休館)

会  場:十和田ビジターセンター

(〒018-5501青森県十和田市奥瀬十和田湖畔休屋486)

主  催:十和田ビジターセンター運営協議会

資料提供・協力:小坂町総合博物館「郷土館」、小坂町町史編さん室

協  力:環境省東北地方環境事務所十和田八幡平国立公園管理事務所、(一財)自然公園財団十和田支部