アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
企画展忘れられたもう一つの十和田湖「霊山十和田」
2020年10月28日今回は今年度3回目の企画展の紹介です。十和田ビジターセンターでは、令和2年11月8日(日)まで「忘れられたもう一つの十和田湖『霊山十和田』」を開催しています。
<ポスター:忘れられたもう一つの十和田湖『霊山十和田』>
十和田湖といえば、国内有数の観光地のイメージがありますが、実は十和田湖は信仰の歴史、鉱山の歴史、観光の歴史の3つの顔があります。今回はその中で最も古い信仰の歴史にスポットをあてた企画展です。
監修は、昨年、有識者の方(弘前大学斉藤利男名誉教授)との連名で十和田湖の信仰について本を出版した「十和田湖伝説の伝え方を考える会」に協力していただきました。地元有志の集まりですので、皆様本業がある中、時間を作って勉強会や研修会など盛んに活動されています。今回の企画展については、主に夕方以降集まって、十和田湖の信仰の歴史の基礎部分についてわかりやすい企画展となるよう議論を重ね、企画展となりました。
奥入瀬渓流などで紅葉を楽しんだ帰りに寄っていただければ幸いです。休屋は比較的に空いております。十和田ビジターセンターで企画展を見た後に、紅葉を愛でつつ、十和田神社や杉並木の参道を散策してみてはいかがでしょうか?
なお、十和田ビジターセンターでは、新型コロナウィルス感染症への対策を実施しております。お越しの際はマスクの着用をお願いいたします。
※企画展の詳細はこちら
タイトル 企画展忘れられたもう一つの十和田湖「霊山十和田」
主 催 十和田ビジターセンター運営協議会
監修・協力 十和田湖伝説の伝え方を考える会
協力 (一財)自然公園財団十和田支部
東北地方環境事務所 十和田八幡平国立公園管理事務所
日 時 令和2年9月17日(木)ー11月8日(日)9時ー16時30分
(毎週水曜日は休館)
場 所 十和田ビジターセンター
内 容 現在、十和田湖は多くの人が訪れ、観光地として有名です。しかし、かつて十和田湖は岩手県を含む南部藩全域から信仰を集める大きな霊場でした。十和田湖伝説の伝え方を考える会が有識者の指導の下勉強を重ね、明らかになった十和田信仰の様子を、歴史資料とともに紹介します。
問い合わせ 十和田ビジターセンター運営協議会
TEL 75-1015
FAX 75-1016