アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
十和田湖一周船上観察会に参加してきました。
2018年11月15日
十和田八幡平国立公園
十和田八幡平国立公園管理事務所の伊藤です。
山の木々の多くは葉を落としてしまい、初冬のたたずまいの十和田湖畔です。
所々に残る秋の名残が、湖の風景に彩りを添えています。
【桂浜のナナカマド】
先週行われた、自然公園財団十和田支部主催の船上観察会の様子をお知らせします。
十和田湖の遊覧船のルートは、休屋と子の口間の片道ルートと、休屋発着で西湖(にしのうみ)と中湖(なかのうみ)を周遊するコースがあります
【湖側から眺める乙女の像】
今回の船上観察会では、管理事務所のある休屋を出発して奥入瀬渓流の玄関口である子の口に一旦下車し、午後からは西湖畔を周り休屋に戻って来るという、今回のイベント独自のルートで行われました。
定期の遊覧船では行かない場所を、たくさん見ることができました。
【古くからの信仰の場所、占場】
【遊覧船の波が趣を添える】
【湖の水量が少ない時期に見られる御門石】
今シーズンの遊覧船の営業は11月19日までとなっています。
営業を再開する4月には、新緑と残雪の山々の景色が待っていることでしょう。
これから訪れる冬ならではの景色に出会えるのが楽しみです。