アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
奥入瀬渓流渋滞対策業務、十和田八甲田パークボランティア活動のご報告
2018年11月07日
十和田八幡平国立公園
朝の気温が10度を下回るようになり、ストーブが欠かせない時期になりました。
十和田湖の外輪山の木々の葉はだいぶ落ちてしまいましたが、所々に残っている葉の色は、燃え尽きる前の激しい炎のようにも見えます。
【10月中旬頃の十和田湖畔】
【早朝の一瞬だけ、湖から水蒸気が漂う十和田湖】
10月中旬に紅葉が見頃を迎え、混雑する奥入瀬渓流の渋滞を緩和する目的で行われている、渋滞対策事業に従事してきました。
奥入瀬渓流沿いの車道は、幅も狭いうえに、今の時期は大型バスが頻繁に行き来したり、駐停車したりするため、混乱が起きないように、誘導や交通整理をします。
【大型バスで賑わう石ヶ戸駐車場】
天気にも恵まれ、たくさんの方に訪れていただきました。
現在はだいぶ葉が落ちてしまいましたが、葉が落ちると、日差しが林の中まで入り込み、また違った風景が楽しめます。
【葉が落ち始めた奥入瀬渓流】
また、21日には北八甲田薬師沢(酸ヶ湯温泉から大岳に登る途中)に道迷い防止のため6月に設置されたロープ撤去作業でした。
毎年、十和田八甲田地区パークボランティアの方々が行っています。
【ロープ撤去作業】
この時期にしては穏やかな天気で、岩木山まで見渡せました。
【津軽富士ともいわれる岩木山】
初冠雪の便りも聞かれ、いよいよ長い冬がやってきます。
また、冬期閉鎖の道路も出てきますので、事前に交通情報を確認して下さい。
冬ならではの景色、楽しみを見つけにぜひ十和田八甲田、奥入瀬、十和田湖におこしください。