アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
地域の宝と訪れる観光客のために~クリーンデー活動報告~
2017年08月03日
三陸復興国立公園
こんにちは。大船渡自然保護官事務所の坂本です。
ここ三陸沿岸も長かった梅雨が明け、夏本番かと思いきや、
25度を上回る日が少なく、過ごしやすい日々が続いています。
震災後、やっと海開きができるようになった地域もありますので
夏らしい暑さがやってきて、たくさんの子どもたちが
三陸の美しい海と触れ合ってほしいなと思います。
環境省では毎年8月第一日曜日を"自然公園クリーンデー"とし、
公園利用者への呼びかけや関係機関と協同の美化清掃活動を行っています。
少し早いですが先日、その活動として穴通磯周辺の美化清掃を実施してきました。
碁石海岸インフォメーションセンタースタッフと、パークボランティア、そして我々環境省、
総勢11名で駐車場から展望地までの遊歩道を清掃しました。
遊歩道ののり面草刈り・除去、側溝の泥かき、手すりの清掃など。
屋外で蓋のない側溝ですので落ち葉や泥がたまるのは仕方のないことですが、
堆積物を取り除かれた側溝を見ると、一つ一つ石を埋めこみ、
大変手の込んだつくりをしていることがわかりました。
何気なく歩いてしまいますが、そういった細かいところを観察してみるのも面白いかもしれません。
苔もいい味をプラスしていますね。
ここ碁石海岸、夏は特にたくさんの観光客が訪れます。
その目玉が大船渡市の宝「穴通磯(あなとおしいそ)」
皆さんに訪れてもらう準備万端です。
この夏は是非碁石海岸へおいでください。