アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
草刈り日和
2017年06月09日
仙台
こんにちは、仙台自然保護官事務所の鎌田です。
6月に入り、梅雨入りがいつなのだろうか天気予報を気にしながら、鳥獣保護区の区域を示す制札の管理を行っています。先日、伊豆沼鳥獣保護区の制札の回りの草刈りを行ってきました。
鳥獣保護区内の制札は写真のような、赤い角柱制札に鳥獣保護区、特別保護地区を示し、道路沿いや、分岐のところなどに立っています。6月から10月に定期的に草刈りを行い、制札が草やつる性植物に覆われて見えなくならないようにしています。
この日、うれしかった一つを紹介します。
伊豆沼・内沼の南側で草刈りをしていて、視界に入ってくるのが栗駒山です。空を駆けているかのように見える馬がハッキリと見えました。山の左手に見える雪形です。この山の由来の一つになっている雪形です。栗駒山は、宮城県、岩手県、秋田県の3つにまたがる山です。
栗駒山は、高山植物に面会に出かける山の一つですが、この日は、草刈りで腰をかがめてることが多く、見上げる先に駒が駆けている姿が見え、雪形に励まされた気分で過ごすことができました。
間もなく、雪形も消えることでしょうが、晴れた日に雪形を探して、お出かけしてみてはいかがでしょうか。