アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
晩秋の「蔦野鳥の森」
2016年11月17日
十和田八幡平国立公園
観光客で賑わう紅葉シーズンが終わり、
静かになった蔦野鳥の森へ巡視に行ってきました。
この蔦沼には、イワナやコイ、ヒメマス、イバラトミヨなどが生息しています。
イバラトミヨは背にトゲを持った、体長5cmほどの淡水魚です。
水温変化の少ない清らかな湖沼や河川に生息しています。
蔦沼周辺は落葉が進み、森の生き物たちの姿が見やすくなりました。
右の写真はコゲラです。
蔦野鳥の森は、特に紅葉時期の利用者が多いですが、
春の新緑、夏の深緑、どの季節も美しいです。
青森へお越しの際は、ぜひ散策しにいらしてください。
※ 12月1日から来年4月まで、蔦野鳥の森遊歩道が冬期閉鎖になります。