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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

シートピアなあどにて写真展開催中

2016年09月08日
宮古 古館 百合子

みなさんこんにちは、宮古自然保護官事務所の古館です。

 

今回は、【アクティブ・レンジャー、アクティング・レンジャー写真展】の開催案内です。

写真展の会場は、

 

 

宮古市にある【シートピアなあど(道の駅みやこ)】です。

9月1日から15日までの約2週間、ロビーにて展示させていただいています。

 

道の駅の名前になっている【なあど】は、【いかが?】という意味の宮古地域の方言です。

使用例:【(会話の一部)どこに行く? 浄土ヶ浜はなあど?】、【調子はなあど?】など...。

 

施設の中では、地域のお土産品を揃えているほか、新鮮な野菜や果物・魚介類が並んでいて、市外の方々はもちろん、地元の方も訪れる市民の台所のような場所です。

 

 

魚介類コーナーでは秋の味覚・サンマが並び始めていました。新鮮なサンマが並んでいるので、刺身でもいただけます。絶品ですよ。

 

さて...話は逸れてしまいましたが、こちらが写真展を行っているロビーの様子です。

 

 

イスに腰をかけながらゆったりと写真を楽しめるようになっています。

シートピアなあどにお立ち寄りの際は、ぜひ私たちが撮影した写真展をご覧ください。

 

 

その写真展会場となっているロビーの一角に気になる方を発見いたしました。

 

 

お話を伺うと、竹などの木やアワビの貝殻を使ってキーホルダーなどを作って実演・販売してらっしゃる方でした。

 

 

私たちが普段何気なく目にしている自然のものがこんなステキなものに変身するとは驚きでした。

 

宮古出身のこの方は、海や森など様々なお話をにこやかに話してくださり、自然が大好きなんだなぁというのが伝わってきました。

 

先日岩手県に上陸した台風10号で、宮古自然保護官事務所の管轄範囲である岩手県久慈市~山田町では大きな爪痕が残りました。

水は引いたものの、今なお民家や道路の泥のかき出しや復旧作業に追われている方々は少なくありません。

 

ときに自然が牙をむき爪痕を残すこともありますが、人々と自然は切っても切り離せない関係です。海や森からは日々たくさんの恵みをいただいています。

 

これからも写真展を通して自然環境への関心理解を深めていただき、自然の美しさ、豊かさを伝えていこうと思いました。

 

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東北アクティブ・レンジャー、アクティング・レンジャー写真展

【シートピアなあど】

期間:9月1日~15日  時間:9:00~17:00

場所などの詳細はシートピアなあどホームページから↓

http://oasis385.jp/