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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

国指定鳥獣保護区内、制札交換作業

2016年04月26日
十和田 阿保 聡

 はじめまして、今年度より十和田自然保護官事務所のアクティブ・レンジャーとして勤めることになりました阿保です。私独自の視点で十和田八甲田地域の魅力を発信していこうと思っておりますので、よろしくお願い致します。

 さて、自然保護官事務所の業務には国指定鳥獣保護区の管理業務も含まれており、当事務所では、国指定十和田鳥獣保護区、国指定下北西部鳥獣保護区、国指定小湊鳥獣保護区を担当しています。鳥獣保護区がどういうものかはこちらに詳しい概要が載っています。

 国指定鳥獣保護区内には、その地域であることを指し示す看板(制札)が複数設置されています。

制札 こういう看板なのですが、見たことある方も多いのではないでしょうか。

 積雪の多い地区では雪で曲がって折れてしまうことも多く、そういう場合は交換が必要になり、先日その作業を行ってきたので簡単にご紹介します。

倒れる制札 ちょっと見づらい写真ですが、これは十和田湖の生出(おいで)キャンプ場近くにある制札です。雪融けと共に曲がってしまいました。

折れる制札

 引き抜いてみると支柱が地中で折れてしまっていました。当然支柱を交換しないといけません。制札も曲がって錆が出ているので交換します。

 支柱を埋めるためには深さ6080cm程度の穴を掘りますが、なかなか大変です。

制札完成

完成写真です。

国指定十和田鳥獣保護区内だけで約50本の制札が設置されていますが、それらをすべて管理する必要があります。

 十和田湖はこれから新緑の気持ちいい季節になり、生出キャンプ場もゴールデンウィーク前には解放しますので、足を運んでみてはいかがでしょうか。