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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

愛鳥週間ポスター展と9月の森吉山野生鳥獣センター

2015年09月09日
秋田 足利 直哉

 今日は雨の秋田です。これから雨脚が強くなっていく予報ですので、今後の雨の降り方に注意し、最新の気象情報を入手し、無理の無い行動を心がけましょう。

  

 さて・・秋の気配が日に日に色濃くなってます。秋と言えば、「○○の秋」が色々とありますが、森吉山野生鳥獣センターで芸術の秋を堪能してみてはいかがでしょうか?

 

 現在、森吉山野生鳥獣センターでは秋田県自然保護課と県内各地域振興局のご協力を得て、『愛鳥週間ポスター展』を開催中です。毎年5月の愛鳥週間(バードウィーク)の時に各所でポスターを目にすることもあるかと思いますが、そのポスターに採用されるのは僅か1作品のみ。しかしその他にも全国各地で多くの小中高生が作品を描いてくれています。秋田県でも各地域振興局から管内の小中学校に制作依頼がなされて、それに応じて毎年100から150枚ほどの作品が集まります。そこから審査を経て、10枚ほどが東京に送られて、更に審査を受けます。こうして全国から送られた作品が一堂に集められて、絞り込まれていくようです。と・・こんな事が47都道府県全てで行われているはずです。と言う事で、あまり人目に触れる事の無い作品が数多くあるのです。

 そんな作品達も是非多くの方々に見ていただきたいと思って、始めたのがこの『愛鳥週間ポスター展』です。先月までは五城目町にある「秋田県環境と文化のむら」の「愛鳥山荘」という施設で、地域毎に展示されてました。森吉山野生鳥獣センターでは趣向を変えて、描いてくれた児童生徒の学年毎に並べて展示してみました。100枚を超える絵画が並ぶと壮観です!!

 

 小学生の作品。1年生から6年生まで多くの作品が並びます。

  

 中学生の作品。さすが中学生と思うようなレベルの高い作品が並びます。

 

 もう一つ、昨年とってもに好評だった『花絵付け Nakajima Eriko』も同時開催中です。地元北秋田市在住の女性がトートバッグや食器などにリアルな花の絵を描いた作品です。全て手描きのonly one作品は特に女性に人気で『欲しい』という声をよく聞きます。

 

 およそ3分の1は新作で、昨年よりも更に洗練された作品が加わりました。是非間近でご覧になってお気に入りを探してみてはいかがでしょうか?

  
  

<おまけ>
 秋田県環境と文化のむらのふれあいセンター1階で、森吉山野生鳥獣センタースタッフ写真展『もりよし水景』が開催中です。秋田県環境と文化のむらを訪れた方々に森吉のPRを兼ねて、開催している写真展です。ご覧頂いた方が、一人でも多く森吉に足を運んでいただくきっかけになれば嬉しく思います。