東北地域のアイコン

東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

八幡平地域の冬支度

2014年11月28日
鹿角
八幡平地域では11月中旬にまとまった降雪があり、国立公園内はすっかり冬景色となりました。すでに10日ほど前になりますが、乳頭温泉郷と八幡平に行った際の写真をご紹介します。



乳頭温泉郷を流れる蟹沢の様子です。岩が雪の帽子をかぶっています。



鹿角市と仙北市の境界付近にある大場谷地はオオシラビソに雪がついていて、すでに真冬のモンスター(樹氷)を連想する状態でした。



大場谷地付近は車もほとんど通らなくなり、ノウサギが雪原を縦横無尽に走り回っている様子が見て取れました。



八幡平アスピーテラインの蒸ノ湯ゲート付近は、標高が高いこともあってすでに真冬の雰囲気。来春の開通に思いを馳せたひとときでした。



八幡平ビジターセンターも、ご覧のとおり冬支度を終えて冬期閉館中です。

八幡平地域は冬季閉鎖(八幡平アスピーテライン、国道341号線の鹿角市・仙北市境付近、県道駒ヶ岳線)となる道路が多く、また冬期でも開通している道路を走行する際にも十分な注意は必要となりますが、冬ならではのスノーシューイベントに参加したり、後生掛・玉川・乳頭といった冬期も営業している温泉でゆっくり雪見風呂を楽しむといった魅力があります。安全運転でぜひ冬の八幡平地域を味わいに来てみてください!