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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

大潟草原のイラストマップ秋version

2014年10月27日
秋田
 このところ事務所のある秋田市上空をハクチョウやガンの群れが南下する様子が観察されています。各地の飛来地もハクチョウやガンの羽数が増えて賑わってきたようですね。


 写真はコガモの群れが水路に着水する時の様子です。この時期のカモのオスはエクリプスと呼ばれる地味な羽衣をしていて、雄も雌も幼鳥もみんな同じように地味は羽衣をしています。秋らしい一コマですね~。


 この時期の秋田県は1年のうちでも特にバードウォッチングが楽しくなる時期です。大潟草原鳥獣保護区でも日に日にカモの飛来が増え、渡りの小鳥たちも続々と通過してます。そんな秋の一日にバードウォッチングにお越しいただく方のために、大潟草原鳥獣保護区のイラストマップ秋versionを作成しましたのでお知らせします。


 実は秋の野鳥について何を何処に配置するか?でかなり迷いました。と言うのも・・この時期は1週間単位で野鳥種が入れ替わる事もあったりして、マップに記載してももうその野鳥は南下した後だったりもして・・・期待通りに野鳥観察が出来ないかも?と思ったからです。
 このマップを持ってその辺を丹念に探しても、その野鳥が見つからないこともあります。真逆にマップに描かれていない野鳥が見つかることもあるでしょう!それもまたバードウォッチングの楽しみを心に余裕を持ってお楽しみ頂ければと思います。


 大潟草原鳥獣保護区のイラストマップも春夏に続いて今回で3シーズン目。全てご覧になった方はいらっしゃいますでしょうか?
 もうそろそろ秋versionが使える季節も残り僅かですが、皆様と野鳥との素晴らしい出会いがあることを願っております。