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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

酸ヶ湯現地確認

2014年02月17日
十和田
 十和田自然保護官事務所の畑中です。やっと八甲田の天気が良くなったので、松山自然保護官と酸ヶ湯にある野営場と、インフォメーションセンターの現況確認をおこなってきました。冬期間は普段通行する103号線が谷地温泉から通行止めとなるため、田代を経由しないと酸ヶ湯に行くことができません。田代周辺は吹雪くことも多いため、慎重に運転してきました。
 雨男の私には珍しく、雪化粧の北八甲田を見ることができました。こんな天気の中、山頂から見える景色はどんなものか体験してみたいものです。


田代から見た雛岳

 野営場の状況については、スノーシューを履いて新雪と格闘しながら、確認しましたが今の所問題はありませんでした。松山自然保護官によると、例年に比べて今年は1メートル程雪が少ないとのことでしたが、アメダスの積雪量では3.5メートルを示しているのですから驚きです。今後の積雪で建物が破損することも十分考えられるため、定期的に状況を確認する必要がありそうです。
 インフォメーションターについては、駐車場の壁を登るのが精一杯だったため、そこから数百メートル進むのは厳しいと判断し、遠くからの確認となりました。こちらも特に問題はなさそうでしたが、次回の確認の際には、近くまで行って確認する必要がありそうです。


左上→野営場の管理棟(2階建です)
右上→野営場の様子
左下→インフォメーションセンターからの大岳
右下→大岳山頂付近の様子

 その他、地獄沼、三十三観音、まんじゅうふかし等酸ヶ湯周辺には見どころ満載なのですが、あいにく雪の影響で地獄沼しか確認することができませんでした。厳しい冬のを垣間見た気がします。

地獄沼から見た大岳