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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

ふるさとサマーキャンプ2013 AR担当プログラム

2013年08月12日
秋田
 日記と言うには少々時間がずれてしまったのですが・・・8月3日(土)~8月6日(火)毎年恒例の『ふるさとサマーキャンプ2013』が行われ、初日にスタッフとして参加しました。
 主催は地元のNPO法人「冒険の鍵クーン」で、森吉山野生鳥獣センター運営協議会等が共催している企画で今年で9回目の実施となります。その中でアクティブレンジャーが担当するプログラムは初日の一番最初のプログラムです。これ次第で今後の雰囲気を左右しかねない重要なポジションを任されています。


 今年は秋田市や北秋田市など県内各地から、そして秋田県内に帰省中の子どもなどを含めた35人の児童達が参加してくれました。夏休みになるとこの企画を楽しみにしている子どももいるようで毎年参加してくれて既に顔見知りの子ども達もいます。この企画が行われている間、子ども達はスタッフをニックネームで呼ぶ事になっているのですが自己紹介する前から私のニックネームを呼んでくれる子もいました。


 先ずはこの間の予定や決まり事、注意事項などを伝えるオリエンテーションの時間です。
 期間中、子ども達のサポートとして秋田国際教養大学の学生さん3人がお手伝い。平均年齢50代後半(?)のスタッフ達のサポーターでもあります。


 それが終わるとみんなで一緒に食事をします。普通にスーパーで購入した”そうめん”ですがみんなで囲むととっても美味しく感じます^^
 初めはぎこちなかった子ども達同士も同じテーブルで食事をするうちに会話も生まれ次第に打ち解けている様子が見て取れました。


 そして最初のプログラムを私が担当します。普段通う小学校もバラバラの35人の児童達と学生ボランティア、スタッフが一緒に行えて楽しめるプログラムを考えて実施しています。
 今回はバードウォッチングを題材としてゲーム性を盛り込んだオリジナルプログラムを実施しました。ほぼぶっつけ本番で前日ギリギリまで準備を行っていたのでどうなるか?私自身も少々不安でしたが、狙い通り(?)盛り上がって、交流も出来ていたようです。


 この後は各班に分かれてテントの設営等を行い、夕方のプログラム実施。そして翌日以降のプログラムを行いました。期間中児童達はキャンプ生活をしながら、渓谷散策やカヌートリップで奥森吉の自然を満喫し、バードウォッチングや鷹匠体験などで動物たちとふれあい、マタギさんや地元の農家さん達と一緒に地域の生活を体験し、森吉山麓自然再生事業の一環となる植樹を行うなど盛りだくさんの活動をしました。私はその一部をお手伝いしただけですが、一緒に過ごした子ども達の楽しそうな様子に元気をもらった気がします。


 子ども達が元気に過ごし、夢中で遊ぶ姿ってイイですね~。これからも奥森吉でたくさんの子ども達の笑顔がみたいと感じるアクティブレンジャーでした。