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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

秋田大学医学部付属病院でAR写真展始まりました

2013年06月24日
秋田
 昨日、森吉での観察会を終えて帰宅するとき、いつもより月が大きく見えて、空もいつもより明るく感じましたが、『スーパームーン』だったようですね。梅雨入りしても晴天が続き、天体ショーも見られた秋田市内です。


 ちょっと時間が空いてしまいましたが・・・先週木曜日の20日より国立大学法人秋田大学医学部付属病院にて東北アクティブレンジャー写真展が始まっています。
 秋田県民にとっては大学病院という呼び方でお馴染みかと思いますが、その病院の中でも人気のカフェチェーン店と大手コンビニが並ぶ待合室の一面で今期実施している2タイトルの写真展を同時に展示しています。

 特に人通りの多いスペースなので午前中はとてもじゃないけど作業が出来るような状態では無いと言うことで、一段落した午後4時頃から展示作業を行いました。
 秋田大学医学部付属病院は現在改装工事が行われていて、写真展示スペースも以前はカウンターとして使われていたのですが、現在は解放スペースをボードで塞いでおり、そのボードを利用して写真展を開催中です。


 広く白いボードスペースを頂きました。私が担当した写真展会場の中で一番広い展示スペースです。
 会場を下見して、展示の仕方などをある程度イメージしていたので、一人で行った作業も次第に軌道に乗って比較的順調に作業を行えたように思います。


 およそ作業が終了した状態です。この間、人通りが一段落したとは言え、おそらく2~300人は私が作業する様子を横目に見ていたはずです。中には作業中の私に話しかけてくださる方がいたり、仮に並べた写真を熱心にご覧になっている方も相当数いらっしゃいました。
 いつもの写真展であれば会場の様子などをお伝えできる写真を掲載するところですが、今回は控えさせていただきました。と言うのも、作業中『こうした方が良いんじゃ無いの?』とか『こういうのが書いてあると見やすいね~』等と的確なアドバイスをいただきました。
 これまでもいくつかの会場で写真展を実施してきましたが、作業段階からこれほど注目していただいた経験はありませんし、アドバイス等をいただいた経験もありません。私自身も出来るだけそうした声にお答えしたいと思っているので、今後も展示の仕方が変わっていきます。現在鋭意努力中です!!なので今は写真展の様子を紹介するのは止めておきます。

 秋田大学医学部付属病院ので写真展は7月25日(木)までです。出来るだけ早く、自信を持って写真展の様子をお伝えできるようにしたいと思いますが、こうした展示作業というのはとても奥が深い物だとも感じていますし、自分の未熟さも感じているので、もしかして開催期間中に『これで良し!』とは思えないかも知れません。
 
 しかしここで写真展を開催することで私自身良い経験をしているなぁ~と感じています。環境省の所管施設や自然公園内などにある施設で開催するのとはひと味もふた味も違う反応や声は、自分が担当する施設にもフィードバックできる事が沢山ありそうです。写真展会場にはアンケート用紙も用意してありますので、これから先も色々な反応や情報をいただけると嬉しく思います。

 
 東北各地の豊かな自然写真を病院に来られた患者さんや、お見舞いで来られた方、多忙な病院スタッフの方々にご覧いただいて、”一服の清涼剤にでもなれば”との思いで実施している東北アクティブレンジャー写真展です。ご覧いただいた方がより心地よく感じていただける様に、これからもちょっとずつにはなりますが、手を加えていこうと思っています。