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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北のアクティブレンジャー集結

2013年03月15日
仙台
仙台自然保護官事務所の鎌田です。
伊豆沼に昨日渡り鳥調査に行ってきましたが、ヒバリが囀りをはじめ、マガンの群れが北に向かって高度を上げていく姿を確認しました。いつもより遅いのですが、着実に春はそこまでやってきていることを感じました。

三月、春といえば、私たちアクティブレンジャーは1年をふりかえり、新年度に向けての準備が始まります。3月4日~5日に、東北地方環境事務所の自然保護官、アクティブレンジャーが仙台に集まり、会議を行いました。

鳥居所長からのあいさつ、全体会議の様子。


自然保護官補佐(アクティブレンジャー)、自然保護専門官(アクティングレンジャー)の1年の業務報告と課題についてそれぞれが報告しました。国立公園、世界遺産、鳥獣保護区多様な地域で活動している私たちですが、それぞれの問題点を聞く年1回の機会です。日記には、観察会や保全活動、外来種防除、さまざまな調査、AR写真展、季節の便りを交えて報告していますが、それらの活動に至るまでの苦労や反省点を話し合いました。あくまでも自然保護官を補佐する職員ですが、それぞれの考えを持ち、東北の自然を保護する仕事だと確認する機会でもありました。


春は、アクティブレンジャー卒業の季節でもあります。新たなスタートをする仲間と別れを惜しみつつ、みんなで記念撮影。そしてそれぞれの自然保護官事務所に帰り、新たな気持ちで業務に取り組んでまいります。