アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
浄土ヶ浜の復旧 -安全祈願祭-
2012年10月18日
宮古
10月17日、浄土ヶ浜の海岸歩道等復旧工事の安全祈願祭が行われました。
安全祈願祭には、東北地方環境事務所の所長、浄土ヶ浜集団施設地区の方々や工事関係者等が出席しました。
式典で挨拶をする鳥居所長です。
浄土ヶ浜の海岸歩道は3.11の大震災で法面が不安定になり、転落防止枠などの施設が一部流失するなどの被害を受けました。地盤沈下もしていて、満潮時や海が荒れた日には、完全に水に浸ってしまうほどです。
この日も、満潮時にはこのような状態でした。歩道が海水に浸っています。
今年の夏は、奥浄土ヶ浜での海水浴場オープンに合わせ、仮復旧工事を行い、一部区間で通行可能としていましたが、現在は海岸線全ての区間を通行止めとしており、これから本格的に工事が始まります。
浄土ヶ浜の海岸歩道について
○浄土ヶ浜ビジターセンターから、遊覧船乗り場までは、高架式木製デッキとなります。これは、足腰の丈夫でない方や車いすの方にも利用していただけるようになります。海の上を歩くようなイメージで休憩スペースや展望所も出来る予定です。
○マリンハウスから奥浄土ヶ浜までは、満潮時や高潮の際にも冠水することがないよう、平均して50㎝のかさ上げをします。来年夏の利用シーズン前の完成が目標です。
完成予定の歩道について、説明する担当のレンジャーです。
震災によって大きな被害をうけた浄土ヶ浜ですが、完成した海岸歩道を多くの人に訪れてもらい、変わらなく美しい自然を目にしてほしいと思います。
※工事期間中、奥浄土ヶ浜へは車道を利用していただくようお願いします。
安全祈願祭には、東北地方環境事務所の所長、浄土ヶ浜集団施設地区の方々や工事関係者等が出席しました。
式典で挨拶をする鳥居所長です。
浄土ヶ浜の海岸歩道は3.11の大震災で法面が不安定になり、転落防止枠などの施設が一部流失するなどの被害を受けました。地盤沈下もしていて、満潮時や海が荒れた日には、完全に水に浸ってしまうほどです。
この日も、満潮時にはこのような状態でした。歩道が海水に浸っています。
今年の夏は、奥浄土ヶ浜での海水浴場オープンに合わせ、仮復旧工事を行い、一部区間で通行可能としていましたが、現在は海岸線全ての区間を通行止めとしており、これから本格的に工事が始まります。
浄土ヶ浜の海岸歩道について
○浄土ヶ浜ビジターセンターから、遊覧船乗り場までは、高架式木製デッキとなります。これは、足腰の丈夫でない方や車いすの方にも利用していただけるようになります。海の上を歩くようなイメージで休憩スペースや展望所も出来る予定です。
○マリンハウスから奥浄土ヶ浜までは、満潮時や高潮の際にも冠水することがないよう、平均して50㎝のかさ上げをします。来年夏の利用シーズン前の完成が目標です。
完成予定の歩道について、説明する担当のレンジャーです。
震災によって大きな被害をうけた浄土ヶ浜ですが、完成した海岸歩道を多くの人に訪れてもらい、変わらなく美しい自然を目にしてほしいと思います。
※工事期間中、奥浄土ヶ浜へは車道を利用していただくようお願いします。