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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

一気

2012年05月14日
十和田
 例年に比べ雪が多く中々融けなかった十和田湖ですが、さすがにGWが近づく頃になると暖かい日射しに雪もあっと言う間に消えていき、そしてあっと言う間に季節が進みました。

 いつもならば順番に咲いていく花々も遅れを取り戻そうと一気に開花。芽吹いたばかりの木々の新芽も日に日に色を変えていき、赤や黄、黄緑などで山が彩られていきます。秋とは違った山の色づきを、このあたりでは「春もみじ」と言うそうです。

 秋の紅葉は山の上から段々下がっていきますが、春もみじは里から山の上へ緑が上がっていきます。新芽が芽吹きだして葉が開く段階で色が変わっていくので、見るたびに山の表情が変わり、春を喜ぶ木々の躍動を感じます。


 日曜日に行われた自然公園財団十和田支部主催の「新緑の十和田湖ぐるっと!船上観察会」にスタッフとして参加し撮影したものです。

 一昨年から年2回(7月・11月)行われていたのですが、好評につき年4回(春・夏・秋・冬)に増え、今回初めての春のクルージングです。3日前から連続雨で気温が低かったのですが、当日は待ちに待った晴れ!蕾で待機していたサクラたちも一気に花開きました。

 今回も参加者は多く、新緑の眩しい外輪山と真っ青な十和田湖、所々にアクセントとなって際立つヤマザクラなどの春もみじはもちろんのこと、船からでしか見られないカルデラ湖らしい岸壁の荘厳さなども堪能されたようでした。





 蔦野鳥の森も新緑真っ盛り。まだまだ見頃です。ただし雪融け水で足下がぬかるんでいますので、散策される際は汚れてもいい靴や長靴をオススメします。

5/11撮影