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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

今年も青い絨毯

2011年08月29日
仙台
こんにちは!仙台自然保護官事務所の鎌田です。
まだまだ暑い日が続いていますが、秋の気配をみなさんは感じることはありますか?
8月24日、蕪栗沼の巡視に出かけた際に、小さい秋に気がつきました。それは、ウグイスの鳴き声が地鳴きに変わっていました。8月15日には確かに「ホーホケキョ」を聴いていたのですが、「いつから変わったのだろう。いつ変えるのだろう。」そんな疑問を毎年感じているのです。

今日の報告はその蕪栗沼の青い絨毯です。



ミズアオイの群落が今年も青い絨毯を敷き詰めたように蕪栗沼は白鳥地区の湿地を彩っています。これだけの群落はそうどこにでもあるものとは思いません。ちょっとした自慢かもしれません。


ミズアオイを観察したり、撮影するのに、双眼鏡や望遠レンズを利用しています。もっと近づきたいと思うのですがやはり湿地に入るのはちょっと勇気がいります。ウェダーを履いて、カメラを持ってと考えると、もし転んだら、カメラが泥んこ、足が抜けないなど危険がいっぱいなので、安全のためミズアオイがもっとも近い岸辺からの観察となります。一番は荒らさないことですが。





こちらも、凧の足らしくなってきました。その名も「タコノアシ」、秋には茹でダコのように紅葉します。
ガンカモ類でにぎやかになる前の蕪栗沼も一度は見てもらいたい!おすすめです。