アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
朝日連峰保全協議会 合同保全作業下見(金玉水周辺)
2011年07月27日
羽黒
7月23日~24日、朝日連峰保全協議会の合同保全作業地である朝日連峰金玉水の下見に行ってきました。
調査メンバーは大江山岳会の高取さん、朝日山岳会の花山さん、小国山岳会の井上さん、大朝日小屋管理人の阿部さん、ニュージェックの川端さん、羽黒自然保護官事務所です。
今回の作業地は、金玉水の上部と西斜面ですが、かつてテント場として利用された経緯があります。
朝日連峰や飯豊連峰の稜線部の一部では、土壌の凍結・融解作用(凍ったり融けたりすること)によって、植生部と裸地部が交互に現れる模様のようなものを見かけることがあります。(これを構造土と言います)
構造土。
朝日連峰や飯豊連峰を歩いたことがある方ならば、この景色はおなじみですよね。
これは自然の現象によるものなのですが、この構造土の裸地部がテント場に見えてしまうことがあります。
テント場だと思い、テントを張ってしまい、荒廃が進行していくというパターンです。
今回の作業地は、まさにその影響を受けたところで、雨水の集中もあって大きく侵食が進んでおりました。
関係者の皆さんで検討しました。
風紋がついていました。今日は天気が良いですが、悪天時はここは凄まじい風と雨になることが分かりました。
雨が地面を削り取って、このような風紋になったと思われます。
自然の現象は面白いですね^^
上部からの水をこまめに排水し、土嚢袋で土留めと一部緑化ネットを敷設することが必要だろう、という結論になりました。
合同保全作業は9月24日~25日です。楽しみにしています。
調査メンバーは大江山岳会の高取さん、朝日山岳会の花山さん、小国山岳会の井上さん、大朝日小屋管理人の阿部さん、ニュージェックの川端さん、羽黒自然保護官事務所です。
今回の作業地は、金玉水の上部と西斜面ですが、かつてテント場として利用された経緯があります。
朝日連峰や飯豊連峰の稜線部の一部では、土壌の凍結・融解作用(凍ったり融けたりすること)によって、植生部と裸地部が交互に現れる模様のようなものを見かけることがあります。(これを構造土と言います)
構造土。
朝日連峰や飯豊連峰を歩いたことがある方ならば、この景色はおなじみですよね。
これは自然の現象によるものなのですが、この構造土の裸地部がテント場に見えてしまうことがあります。
テント場だと思い、テントを張ってしまい、荒廃が進行していくというパターンです。
今回の作業地は、まさにその影響を受けたところで、雨水の集中もあって大きく侵食が進んでおりました。
関係者の皆さんで検討しました。
風紋がついていました。今日は天気が良いですが、悪天時はここは凄まじい風と雨になることが分かりました。
雨が地面を削り取って、このような風紋になったと思われます。
自然の現象は面白いですね^^
上部からの水をこまめに排水し、土嚢袋で土留めと一部緑化ネットを敷設することが必要だろう、という結論になりました。
合同保全作業は9月24日~25日です。楽しみにしています。