アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
国指定仙台海浜鳥獣保護区の変貌
2011年04月11日
仙台
仙台自然保護官事務所の鎌田です。新年度がスタートしました。と明るく行きたかったのですが、まずは、重たい報告からです。
仙台海浜にやっと行ってきました。巨大津波は、東北地方の太平洋側の海岸を大きく変えたのは、すでに皆さんは報道を見てご存知のことでしょう。
どれだけ変わったかを、以前の写真と比較してみました。
高台にある向洋海浜公園から今年1月4日に撮影した蒲生干潟の様子です。砂浜と干潟がはっきりみてとれます。
震災後3月30日に同じところから撮影しています。海岸線が変わっているのがわかりますか?海岸に流れ着いているのは仙台港のコンテナ、望遠鏡で見てみるとドラム缶も多く流れ着いていました。
仙台市若林区荒浜付近の鳥獣保護区の制札です。防潮林の松、電柱、家屋が流されている中、がんばった制札!ほとんどの制札が原型を留めず、流されたり、クシャクシャになっていたのです。
本来、いつもの巡視ルートのはずが、あまりにも変貌していて、言葉にならない。写真1枚1枚に大変さを感じたので、さらっと見れる写真を選びました。
今回はどの程度の被害なのか、見て回れる場所がまだ限られており、生息状況までは至っておりません。調査はこれからです。どう変わっていくのか、今年の目標にと考えています。
仙台海浜にやっと行ってきました。巨大津波は、東北地方の太平洋側の海岸を大きく変えたのは、すでに皆さんは報道を見てご存知のことでしょう。
どれだけ変わったかを、以前の写真と比較してみました。
高台にある向洋海浜公園から今年1月4日に撮影した蒲生干潟の様子です。砂浜と干潟がはっきりみてとれます。
震災後3月30日に同じところから撮影しています。海岸線が変わっているのがわかりますか?海岸に流れ着いているのは仙台港のコンテナ、望遠鏡で見てみるとドラム缶も多く流れ着いていました。
仙台市若林区荒浜付近の鳥獣保護区の制札です。防潮林の松、電柱、家屋が流されている中、がんばった制札!ほとんどの制札が原型を留めず、流されたり、クシャクシャになっていたのです。
本来、いつもの巡視ルートのはずが、あまりにも変貌していて、言葉にならない。写真1枚1枚に大変さを感じたので、さらっと見れる写真を選びました。
今回はどの程度の被害なのか、見て回れる場所がまだ限られており、生息状況までは至っておりません。調査はこれからです。どう変わっていくのか、今年の目標にと考えています。