2011年2月
21件の記事があります。
2011年02月15日自然ふれあいイベント『冬のレンゲ沼・中瀬沼』開催
磐梯朝日国立公園 裏磐梯 星 彰
皆さん、こんにちは。裏磐梯ARの星です。
ようやく雪も寒さも峠を越し、段々と暖かい春へ季節の移り変わりを感じつつ、裏磐梯の冬を満喫しています。
2月13日(日)に、環境省主催自然ふれあいイベント『冬のレンゲ沼・中瀬沼』を開催しました。定員を上回る23名もの参加者が集い、冬のレンゲ沼と中瀬沼周辺を、スノーシューを履いて散策しました。ガイドを担当するのは、裏磐梯の自然や歴史を知り尽くしたベテランのパークボランティアの皆さん。
当日は、朝から雪が降ったりやんだり、時々日も差すような、変わりやすい天気の中行われました。前日からも雪が降っていたため、冬の観察会の目玉である、動物たちの足跡はほとんど見ることはできませんでした。しかし、そんな中でも、寒い冬の中を逞しく生きる植物たちの様子やユニークな形をした冬芽や葉痕の解説に、参加者の皆さんはじっくりと耳を傾けていました。

ヤドリギについての解説中

オオカメノキの冬芽といったら、だいたい万歳をしているような形ですが、
この冬芽は「シュワッチ!」という台詞が似合いそうですね。

オニグルミの葉痕。サルの顔に見えたり、ヒツジの顔に見えたりするそうですが、
さて、この葉痕は何に見えますか?

ゴールまであと少し。やけに広々とした雪原に見えますが、実は、参加者の皆さんが歩いているところはレンゲ沼という沼の上なのです。冬場は沼が結氷し、雪に覆われてしまうため、すっかり沼が隠れてしまっています。
一時は、冬山登山でもしているかのような吹雪く場面もありましたが、無事何事もなくイベントは終了しました。晴れていれば、中瀬沼展望台から迫力ある磐梯山の姿を見ることができるのですが、今回は荒天に見舞われお預けになってしまいました…。また次回に期待しましょう!参加してくださった参加者の皆様、お手伝いしてくださったパークボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。
ようやく雪も寒さも峠を越し、段々と暖かい春へ季節の移り変わりを感じつつ、裏磐梯の冬を満喫しています。
2月13日(日)に、環境省主催自然ふれあいイベント『冬のレンゲ沼・中瀬沼』を開催しました。定員を上回る23名もの参加者が集い、冬のレンゲ沼と中瀬沼周辺を、スノーシューを履いて散策しました。ガイドを担当するのは、裏磐梯の自然や歴史を知り尽くしたベテランのパークボランティアの皆さん。
当日は、朝から雪が降ったりやんだり、時々日も差すような、変わりやすい天気の中行われました。前日からも雪が降っていたため、冬の観察会の目玉である、動物たちの足跡はほとんど見ることはできませんでした。しかし、そんな中でも、寒い冬の中を逞しく生きる植物たちの様子やユニークな形をした冬芽や葉痕の解説に、参加者の皆さんはじっくりと耳を傾けていました。
ヤドリギについての解説中
オオカメノキの冬芽といったら、だいたい万歳をしているような形ですが、
この冬芽は「シュワッチ!」という台詞が似合いそうですね。
オニグルミの葉痕。サルの顔に見えたり、ヒツジの顔に見えたりするそうですが、
さて、この葉痕は何に見えますか?
ゴールまであと少し。やけに広々とした雪原に見えますが、実は、参加者の皆さんが歩いているところはレンゲ沼という沼の上なのです。冬場は沼が結氷し、雪に覆われてしまうため、すっかり沼が隠れてしまっています。
一時は、冬山登山でもしているかのような吹雪く場面もありましたが、無事何事もなくイベントは終了しました。晴れていれば、中瀬沼展望台から迫力ある磐梯山の姿を見ることができるのですが、今回は荒天に見舞われお預けになってしまいました…。また次回に期待しましょう!参加してくださった参加者の皆様、お手伝いしてくださったパークボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。
2011年02月15日ミコアイサの飛び立ち
秋田 足利 直哉
みなさん三連休はいかがお過ごしになりましたか?いよいよ2月も中盤を過ぎ今年度もあと一月半・・・。そして季節の変わり目です。体調管理には十分に注意して乗り切っていきましょう。
同じような内容のネタを続けたり、同じ野鳥のネタを続ける事が度々ある私ですが・・・既に【ミコアイサ】の記事を2回続けているにも関わらず今日また【ミコアイサ】の話です。
皆さんは【ミコアイサ】がどの様にして飛び立つのか、ご覧になったことがありますか?
私は、水辺を泳いでいる【ミコアイサ】が危険を察知し、「水面を走るようにしてバシャバシャと激しく水しぶきを上げながら助走を付けてから飛び立つ」シーンは何度も観察したことがありました。
恐らくはそうしたスタイルの飛び立ちが一般的なのかと思われます。
が!!!
先日、それとは違う飛び立ちシーンを目撃しましたのでご報告します。
この場所は水路にアーチ状の橋が架かっていて、水路と道路がほぼ直角に立体交差しています。水路の大部分は凍結していて水面が開けた僅かな場所に数羽の【ミコアイサ】が散在していました。

水面にいる【ミコアイサ】です。彼の向こう側は凍結していてこうした水面が望める場所は近くには見当たりません。
この時、一羽のノスリが【ミコアイサ】の後方上空を飛んでくるのが見えました。

それを確認したからでしょうか?【ミコアイサ】が翼で勢いよく水面を叩くようにして飛び立とうとしています。
私はというと・・・『うそ・・橋の下を走って逃げるんじゃないの?』と驚いてしまいました。

翼で水面を勢いよく叩いた【ミコアイサ】の身体はスッと上空に持ち上がり、橋の上にいた私を横目に橋の向こう側へと逃れていきました。
このようなスタイルの飛び立ちはコガモやカルガモなどいわゆる淡水ガモでは一般的なスタイルのようで彼らが慌てて飛び立つ時には決まってこの様にしていましたが、【ミコアイサ】の様ないわゆる潜水ガモ達は水面を走って助走を付けて飛び上がるモノだとばかり思っていました。しかし実際にはこうして淡水ガモ達のようなスタイルでも飛び立つことが出来ます!!
正に臨機応変!!彼らはその飛び立ち一つをとってもその場面に応じた最適な方法で飛び上がっているようです。
【ミコアイサ】の近い仲間にはカワアイサやウミアイサなどがいますが彼らも飛び立つ時は助走が必要だと思いこんでいますがもしかしたらこの【ミコアイサ】のように淡水ガモ達のような水面を叩いて飛び上がるスタイルも持ち合わせているのかも知れませんね!!
<参考>
ミコアイサの飛び立ちシーンはこちらをご参照下さい。
カルガモの飛びたちはシーンはこちらをご参照下さい。
同じような内容のネタを続けたり、同じ野鳥のネタを続ける事が度々ある私ですが・・・既に【ミコアイサ】の記事を2回続けているにも関わらず今日また【ミコアイサ】の話です。
皆さんは【ミコアイサ】がどの様にして飛び立つのか、ご覧になったことがありますか?
私は、水辺を泳いでいる【ミコアイサ】が危険を察知し、「水面を走るようにしてバシャバシャと激しく水しぶきを上げながら助走を付けてから飛び立つ」シーンは何度も観察したことがありました。
恐らくはそうしたスタイルの飛び立ちが一般的なのかと思われます。
が!!!
先日、それとは違う飛び立ちシーンを目撃しましたのでご報告します。
この場所は水路にアーチ状の橋が架かっていて、水路と道路がほぼ直角に立体交差しています。水路の大部分は凍結していて水面が開けた僅かな場所に数羽の【ミコアイサ】が散在していました。

水面にいる【ミコアイサ】です。彼の向こう側は凍結していてこうした水面が望める場所は近くには見当たりません。
この時、一羽のノスリが【ミコアイサ】の後方上空を飛んでくるのが見えました。

それを確認したからでしょうか?【ミコアイサ】が翼で勢いよく水面を叩くようにして飛び立とうとしています。
私はというと・・・『うそ・・橋の下を走って逃げるんじゃないの?』と驚いてしまいました。

翼で水面を勢いよく叩いた【ミコアイサ】の身体はスッと上空に持ち上がり、橋の上にいた私を横目に橋の向こう側へと逃れていきました。
このようなスタイルの飛び立ちはコガモやカルガモなどいわゆる淡水ガモでは一般的なスタイルのようで彼らが慌てて飛び立つ時には決まってこの様にしていましたが、【ミコアイサ】の様ないわゆる潜水ガモ達は水面を走って助走を付けて飛び上がるモノだとばかり思っていました。しかし実際にはこうして淡水ガモ達のようなスタイルでも飛び立つことが出来ます!!
正に臨機応変!!彼らはその飛び立ち一つをとってもその場面に応じた最適な方法で飛び上がっているようです。
【ミコアイサ】の近い仲間にはカワアイサやウミアイサなどがいますが彼らも飛び立つ時は助走が必要だと思いこんでいますがもしかしたらこの【ミコアイサ】のように淡水ガモ達のような水面を叩いて飛び上がるスタイルも持ち合わせているのかも知れませんね!!
<参考>
ミコアイサの飛び立ちシーンはこちらをご参照下さい。
カルガモの飛びたちはシーンはこちらをご参照下さい。
2011年02月14日大山・下池野鳥観察会が行われました。
磐梯朝日国立公園 羽黒 佐々木 大樹
羽黒自然保護官事務所の佐々木です。
関東や太平洋側では連休は雪が降ったそうですが、山形では降り続いた雪もようやく落ち着き、ほっとしているところです。
さて、毎年行われております鶴岡冬祭りの一つ、大山新酒酒蔵まつりとの連携行事で、大山の下池で野鳥観察会が2月12日(土)に行われました。
例年天気が悪いことが多いのですが、今年は穏やかな天気の中で行われました。
講師は、大山・上池下池鳥獣保護区管理員の宮川氏を始め、尾浦の自然を守る会の水野氏、工藤氏にお願いしました。
当日は湖面が凍っていて水鳥はそれほどいませんでしたが、さすが講師の皆様です。
湖面にはいない猛禽類や、氷の切れ間にいるハクチョウなどをすぐに見つけました。
また、パークボランティアの大澤氏や遠藤氏、今野氏もお手伝いいただき、参加者の皆様は楽しんでおりました。

観察会を実施した下池にあるおうら愛鳥館です。

フィールドスコープで水鳥や猛禽類を観察。
また来年も酒蔵まつりと連携行事で行いますので、近くに来られた際は是非お越し下さい。遊びに来てくれた皆様ありがとうございました。
別件になりますが、飯豊連峰保全連絡会のニュースレター第12号が発行されました。
下記から閲覧できますので、ご覧下さい。
http://c-tohoku.env.go.jp/to_2010/0204b.html
関東や太平洋側では連休は雪が降ったそうですが、山形では降り続いた雪もようやく落ち着き、ほっとしているところです。
さて、毎年行われております鶴岡冬祭りの一つ、大山新酒酒蔵まつりとの連携行事で、大山の下池で野鳥観察会が2月12日(土)に行われました。
例年天気が悪いことが多いのですが、今年は穏やかな天気の中で行われました。
講師は、大山・上池下池鳥獣保護区管理員の宮川氏を始め、尾浦の自然を守る会の水野氏、工藤氏にお願いしました。
当日は湖面が凍っていて水鳥はそれほどいませんでしたが、さすが講師の皆様です。
湖面にはいない猛禽類や、氷の切れ間にいるハクチョウなどをすぐに見つけました。
また、パークボランティアの大澤氏や遠藤氏、今野氏もお手伝いいただき、参加者の皆様は楽しんでおりました。

観察会を実施した下池にあるおうら愛鳥館です。

フィールドスコープで水鳥や猛禽類を観察。
また来年も酒蔵まつりと連携行事で行いますので、近くに来られた際は是非お越し下さい。遊びに来てくれた皆様ありがとうございました。
別件になりますが、飯豊連峰保全連絡会のニュースレター第12号が発行されました。
下記から閲覧できますので、ご覧下さい。
http://c-tohoku.env.go.jp/to_2010/0204b.html
2011年02月10日ミコアイサ 初列風切の欠損
秋田 足利 直哉
明日から3連休という方も多いのではないでしょうか?でも生憎の天気予報。土曜から日曜にかけては大荒れの予報です。お出かけの際は注意の上にも注意を!!
明日2月11日は『建国記念の日』という祝日です。実は私・・・ずっと2月11日は『建国記念日』という名の祝日だと思っていました。(←こういう思い違いって結構あるような気がする・・・^^)
昨日の日記の最後に羽ばたきをして水切りをする【ミコアイサ】の写真を載せましたが、今日は”その続き”です。と言っても羽繕いの光景をお届けするのではなく、羽ばたきをする【ミコアイサ】を見て気付いたこと、感じたことです。
全身隈無く水浴びをしてその水切りをするために伸び上がって羽ばたきをした【ミコアイサ】。翼下面や脇腹を観察するチャンスでもあります!

パンダガモの異名がある【ミコアイサ】のオス♂。全身が白と黒のクッキリとした羽に彩られているのか?と思いきや・・・胸、腹、脇腹には褐色の羽が見えます。
『あれ・・エクリプス羽が残ってる?』とも思いましたが・・・灰褐色ならまだしもこの色はちょっと違和感がありますよね?汚れでしょうか?よく解りません。
そんな事を思っていると・・・

左の(手前側の)翼の風切部分に欠損部が見えました。その部分が大きく間が開いているように見えます。

大きくして確認してみると初列風切の3枚目と4枚目が欠損しているようです(※初列風切は次列風切側からP1P2というように数えていきます。写真ではP1P2は確認できるので欠損しているのはP3P4になると思います)。
飛翔の際、大きな役割を果たす初列風切が2枚も欠損しているとは・・・何があったのでしょうか?まさかこの時期に換羽による抜け落ちとは考えらえないかと・・。と言うことは何かアクシデントか?と思って写真を確認すると初列下雨覆(翼下面の初列風切りの直ぐ上にある羽)がボサボサになっています。やはり何かアクシデントに見舞われたのではないでしょうか?
幸い、欠損があっても飛翔は出来ていましたし、その他にも目立った外傷もなく元気に過ごしているようでした。
が!しかし、この状態では普段通りの飛翔力を発揮できないかも知れません。その状態で天敵に襲われたら・・・・・そんな事を考えてしまいます。
仮にそうなっても、『それも自然のワンシーンだ』と言われれば確かにそうです。でも普段から野鳥の観察をしていると明らかにアクシデントに見舞われたと解る野鳥やもしかしたらアクシデントに見舞われたんじゃないかと思われる個体が思いの外、多いことに気がつきます。今月だけでも「左足のないオオバン」「腹部を油爆しているセグロカモメ」「右目のないミヤマガラス」を見ました。そんな野鳥達を襲ったアクシデントが人間由来だったなら・・・
この【ミコアイサ】には無事に過ごしてもらい、無事に繁殖地に到達して欲しいと願ってやみません。
明日2月11日は『建国記念の日』という祝日です。実は私・・・ずっと2月11日は『建国記念日』という名の祝日だと思っていました。(←こういう思い違いって結構あるような気がする・・・^^)
昨日の日記の最後に羽ばたきをして水切りをする【ミコアイサ】の写真を載せましたが、今日は”その続き”です。と言っても羽繕いの光景をお届けするのではなく、羽ばたきをする【ミコアイサ】を見て気付いたこと、感じたことです。
全身隈無く水浴びをしてその水切りをするために伸び上がって羽ばたきをした【ミコアイサ】。翼下面や脇腹を観察するチャンスでもあります!

パンダガモの異名がある【ミコアイサ】のオス♂。全身が白と黒のクッキリとした羽に彩られているのか?と思いきや・・・胸、腹、脇腹には褐色の羽が見えます。
『あれ・・エクリプス羽が残ってる?』とも思いましたが・・・灰褐色ならまだしもこの色はちょっと違和感がありますよね?汚れでしょうか?よく解りません。
そんな事を思っていると・・・

左の(手前側の)翼の風切部分に欠損部が見えました。その部分が大きく間が開いているように見えます。

大きくして確認してみると初列風切の3枚目と4枚目が欠損しているようです(※初列風切は次列風切側からP1P2というように数えていきます。写真ではP1P2は確認できるので欠損しているのはP3P4になると思います)。
飛翔の際、大きな役割を果たす初列風切が2枚も欠損しているとは・・・何があったのでしょうか?まさかこの時期に換羽による抜け落ちとは考えらえないかと・・。と言うことは何かアクシデントか?と思って写真を確認すると初列下雨覆(翼下面の初列風切りの直ぐ上にある羽)がボサボサになっています。やはり何かアクシデントに見舞われたのではないでしょうか?
幸い、欠損があっても飛翔は出来ていましたし、その他にも目立った外傷もなく元気に過ごしているようでした。
が!しかし、この状態では普段通りの飛翔力を発揮できないかも知れません。その状態で天敵に襲われたら・・・・・そんな事を考えてしまいます。
仮にそうなっても、『それも自然のワンシーンだ』と言われれば確かにそうです。でも普段から野鳥の観察をしていると明らかにアクシデントに見舞われたと解る野鳥やもしかしたらアクシデントに見舞われたんじゃないかと思われる個体が思いの外、多いことに気がつきます。今月だけでも「左足のないオオバン」「腹部を油爆しているセグロカモメ」「右目のないミヤマガラス」を見ました。そんな野鳥達を襲ったアクシデントが人間由来だったなら・・・
この【ミコアイサ】には無事に過ごしてもらい、無事に繁殖地に到達して欲しいと願ってやみません。
2011年02月09日ミコアイサの水浴び
秋田 足利 直哉
変わりやすい天気が続いています。気温が高い日が続いたかと思えば一気に冷え込んでみたり・・雨で雪が消えたかと思ったら今また雪が舞い降りてきました。でも確実に春は近づいているのでしょうね?大潟村の田んぼにガンの群れが帰ってきました。これから大潟村は1年で最も野鳥が多い賑やかなシーズンを迎えます。
はい。今日の日記はそんな賑やかさに欠かせないカモの話です。
このところ、西部承水路をはじめ大潟村内やその周辺の水辺もゆるみだし、がっちり結氷していた氷が部分的に溶け出しました。中央部が円形に溶けたり、流れ込む・流れ出す水路の部分が溶けたり・・・。
そんな場所には大抵【ミコアイサ】の姿を見ることが出来ます。それもどういう訳か?オス♂がほとんどです。
鳥獣保護区となっている西部承水路には3羽のオス♂の【ミコアイサ】がいました。そのうちの1羽が水浴びをしだしましたので、その様子を観察しました。

何度も何度も潜ります。最初のうちは頭から背中部分に集中的に水を浴びたいようで全身が水中に消えていきます。その後は翼や腰辺りに水を浴びたいようで頭が見えた状態で浴びていきます。
水浴びもしっかりと狙った部分を段取りよく行っていくようです。やはり生命の維持に関わる大切な行動ですからね~。
私は画像だけを見るととても気持ちよさそうに行っているので、”勢い”で浴びているものと思っていましたが、それは大きな間違いのようです。水浴びにも順番があるのかも知れませんね。

ひとしきり浴びると羽ばたきをして水を切って終了です。この後はそれはそれは入念な羽繕いが始まります。
彼らにとって水浴び、羽繕いなどで自らの羽のコンディションを保つのは大切な事なんです。こうした日頃の手入れは欠かせないのです!!
はい。今日の日記はそんな賑やかさに欠かせないカモの話です。
このところ、西部承水路をはじめ大潟村内やその周辺の水辺もゆるみだし、がっちり結氷していた氷が部分的に溶け出しました。中央部が円形に溶けたり、流れ込む・流れ出す水路の部分が溶けたり・・・。
そんな場所には大抵【ミコアイサ】の姿を見ることが出来ます。それもどういう訳か?オス♂がほとんどです。
鳥獣保護区となっている西部承水路には3羽のオス♂の【ミコアイサ】がいました。そのうちの1羽が水浴びをしだしましたので、その様子を観察しました。

何度も何度も潜ります。最初のうちは頭から背中部分に集中的に水を浴びたいようで全身が水中に消えていきます。その後は翼や腰辺りに水を浴びたいようで頭が見えた状態で浴びていきます。
水浴びもしっかりと狙った部分を段取りよく行っていくようです。やはり生命の維持に関わる大切な行動ですからね~。
私は画像だけを見るととても気持ちよさそうに行っているので、”勢い”で浴びているものと思っていましたが、それは大きな間違いのようです。水浴びにも順番があるのかも知れませんね。

ひとしきり浴びると羽ばたきをして水を切って終了です。この後はそれはそれは入念な羽繕いが始まります。
彼らにとって水浴び、羽繕いなどで自らの羽のコンディションを保つのは大切な事なんです。こうした日頃の手入れは欠かせないのです!!
2011年02月08日迷わず(?) アカゲラ
秋田 足利 直哉
通勤で利用する駅に冬祭りのポスターがたくさん並ぶようになりました。これから秋田県内では各地で小正月の行事が目白押し!!なまはげ、かまくら・・・もうワクワクしますね!!!
はい。テンションのあがる季節ではありますがいつものようにいきましょう。
大潟草原鳥獣保護区で観察記録があるキツツキは【アカゲラ】とコゲラ。両者の鳴き声は私でも解るくらい違いがあるので、鳴き声が聞こえても迷う事はほとんどありません、特にコゲラの鳴き声は特長がありますからね。
しかし!!それ以外の場所だったら大いに迷うところ・・・。アカゲラらしき鳴き声が一声聞こえたら・・・『今のは【アカゲラ】か?それともアオゲラか?・・・ここだとオオアカゲラもあり得るのか?』等など・・・頭の中を様々な情報が巡ります。双眼鏡でその姿を捉えるまでモヤモヤは募ります。
でも大潟草原鳥獣保護区の場合、迷う心配がありません。キツツキの鳴き声が聞こえたらそれはほぼ確実に【アカゲラ】の鳴き声ですから!!
この時も松林の中から鳴き声が聞こえたのでその方向を見つめて姿を探していましたが思いがけない方向でその姿を見つけてしまいました。

この【アカゲラ】が鳴き声の主ではないようで・・・他方から聞こえてくる鳴き声に反応しているようです。声が聞こえるのは彼女(この【アカゲラ】のこと)の左前方で私の(この写真の)右奥のようです。

餌を突きながらもその鳴き声が気になる様子。体勢を入れ替えてもやっぱり気になるみたいです。
しきりに頭をかしげてその方向を見やる姿を可愛らしく感じながら観察しました。野鳥達って不思議そうに頭をかしげる事ってありません^^??
大潟草原鳥獣保護区ではなく他の地域だったら私が頭をかしげて必死にその方向を見やっていたはず・・・。この【アカゲラ】を観察しながら普段は私がこんな感じなのかな?と想像してしまいました(勿論私の場合こんなに可愛らしくはないって解ってますよ^^)。
はい。テンションのあがる季節ではありますがいつものようにいきましょう。
大潟草原鳥獣保護区で観察記録があるキツツキは【アカゲラ】とコゲラ。両者の鳴き声は私でも解るくらい違いがあるので、鳴き声が聞こえても迷う事はほとんどありません、特にコゲラの鳴き声は特長がありますからね。
しかし!!それ以外の場所だったら大いに迷うところ・・・。アカゲラらしき鳴き声が一声聞こえたら・・・『今のは【アカゲラ】か?それともアオゲラか?・・・ここだとオオアカゲラもあり得るのか?』等など・・・頭の中を様々な情報が巡ります。双眼鏡でその姿を捉えるまでモヤモヤは募ります。
でも大潟草原鳥獣保護区の場合、迷う心配がありません。キツツキの鳴き声が聞こえたらそれはほぼ確実に【アカゲラ】の鳴き声ですから!!
この時も松林の中から鳴き声が聞こえたのでその方向を見つめて姿を探していましたが思いがけない方向でその姿を見つけてしまいました。

この【アカゲラ】が鳴き声の主ではないようで・・・他方から聞こえてくる鳴き声に反応しているようです。声が聞こえるのは彼女(この【アカゲラ】のこと)の左前方で私の(この写真の)右奥のようです。

餌を突きながらもその鳴き声が気になる様子。体勢を入れ替えてもやっぱり気になるみたいです。
しきりに頭をかしげてその方向を見やる姿を可愛らしく感じながら観察しました。野鳥達って不思議そうに頭をかしげる事ってありません^^??
大潟草原鳥獣保護区ではなく他の地域だったら私が頭をかしげて必死にその方向を見やっていたはず・・・。この【アカゲラ】を観察しながら普段は私がこんな感じなのかな?と想像してしまいました(勿論私の場合こんなに可愛らしくはないって解ってますよ^^)。
2011年02月07日松ぼっくりにカラス
秋田 足利 直哉
2月の上旬と言えば1年で最も寒い時期だと思っていましたが最近は「3月並」の気温が続いている秋田県内です。私はこの時期に秋田で”雨”が降るとは思いもしませんでした・・・。
道路の雪はすっかりと消えて運転はしやすくなったのですが山の事を思うと心配になります。週末のスキーツアーでは足下の雪がスパスパと切れ落ちていく様子は気持ちの良いものではありませんでした・・・・。積雪の多い地域では雪崩に注意が必要です。
はい。今日の日記は最近、否が応でも注目してしまうカラスの群れの話です。現在、大潟の野鳥界で最大勢力はカラス達。お馴染みの【ハシボソガラス】に秋から春にかけて見られる【ミヤマガラス】、更には普段はあまり見られないハシブトガラスまで加わって様々なところで大きな群れを観察することができ、保護区とその周辺でも大きな群れが観られました。
保護区にやってくるカラスの群れは松林がお気に入りのようで、数百羽のカラスたちが松の木に止まっていました。
その松の木で餌を採っているようなので、観察していると何羽かのカラスが松ぼっくりを突いていました。

松ぼっくりに嘴をつっこむ【ハシボソガラス】

同じく松ぼっくりに嘴をつっこむ【ミヤマガラス】
先日、松の実を食べるマヒワをご紹介したばかりですが雪が多くて地面の餌が採りづらい今、松の実は人気の食べ物になっています。
植物食を好むこの両者、流石に器用に松ぼっくりから実の入ったプロペラの羽(のような形のモノ)を引っこ抜いて食べていました。複雑な形の松ぼっくりから種の入った部分だけを上手に引っこ抜く様子には感心しました。彼らの嘴はこうした作業には向いている形状をしているかも知れません。
他の野鳥達が積雪、降雪、風、水面の凍結など様々な条件に左右されて生息・採餌場所を制限されている中でカラスたちはいつもと変わらぬ場所で、いつも同じように餌を採っているように感じられます。やはり彼らの生命力・生活力には他の追随を許さないほどの強さを感じます。
道路の雪はすっかりと消えて運転はしやすくなったのですが山の事を思うと心配になります。週末のスキーツアーでは足下の雪がスパスパと切れ落ちていく様子は気持ちの良いものではありませんでした・・・・。積雪の多い地域では雪崩に注意が必要です。
はい。今日の日記は最近、否が応でも注目してしまうカラスの群れの話です。現在、大潟の野鳥界で最大勢力はカラス達。お馴染みの【ハシボソガラス】に秋から春にかけて見られる【ミヤマガラス】、更には普段はあまり見られないハシブトガラスまで加わって様々なところで大きな群れを観察することができ、保護区とその周辺でも大きな群れが観られました。
保護区にやってくるカラスの群れは松林がお気に入りのようで、数百羽のカラスたちが松の木に止まっていました。
その松の木で餌を採っているようなので、観察していると何羽かのカラスが松ぼっくりを突いていました。

松ぼっくりに嘴をつっこむ【ハシボソガラス】

同じく松ぼっくりに嘴をつっこむ【ミヤマガラス】
先日、松の実を食べるマヒワをご紹介したばかりですが雪が多くて地面の餌が採りづらい今、松の実は人気の食べ物になっています。
植物食を好むこの両者、流石に器用に松ぼっくりから実の入ったプロペラの羽(のような形のモノ)を引っこ抜いて食べていました。複雑な形の松ぼっくりから種の入った部分だけを上手に引っこ抜く様子には感心しました。彼らの嘴はこうした作業には向いている形状をしているかも知れません。
他の野鳥達が積雪、降雪、風、水面の凍結など様々な条件に左右されて生息・採餌場所を制限されている中でカラスたちはいつもと変わらぬ場所で、いつも同じように餌を採っているように感じられます。やはり彼らの生命力・生活力には他の追随を許さないほどの強さを感じます。
2011年02月03日極寒を耐えたガン達
秋田 足利 直哉
今日は節分。文字通り季節の分かれ目のように暖かな日差しも差し込んでいる秋田市です。昨日今日と寒さも一段落しています。明日は立春ですもんね。・・・とはいえまだまだ春めいた様子はなかなか見当たりませんけど。
数日前には正に厳冬期といった寒さ、積雪、風が猛威を振るっていました。その間はいつもの冬よりも数段厳しい日々が続いていました。今日はそのほんの数日前に撮影したガン達の写真からお届けします。

もう昼近いというのに水路の塒で過ごしていた【マガン】の群れです。この日はもの凄い強風が吹き荒れ降雪はそれほどでもなかったのですがもの凄い地吹雪に見舞われ【マガン】達も身動きが取れない様子でした。
きっと腹も減っていたでしょう。近くでカメラを構えている私も気になったことでしょう。それでも動くことが出来ずに・・・その場で耐えていました。(もちろんこの後直ぐに立ち去りました。)

昼を回って風は少々収まりましたが依然として雪は降り続き、刺すような寒さの中、田んぼに【ヒシクイ】の小群がいました。積雪の多い田んぼでは餌を採ることが出来ません。近くに冬水田んぼ状態の田んぼがあるのですが道路から近いため警戒心の強い【ヒシクイ】達は近寄りません。おそらく・・・車や人が通らなくなるまでジッとこうして過ごしていたのでしょう。
この時期に大潟村とその周辺で堪え忍んで過ごしていたガン達はあわせて2~300羽と言ったところでしょうか?もうちょっと居たのかな?いずれにしてもかなり少なかったのは間違いありません。
よくぞ今期の極寒を耐え忍んだものです。それを考えただけで涙がこぼれてきそうです。
昨日様子を見てきたら徐々にガンの羽数が増えているようでした。大きな群れはありませんが、観察できる場所は広がってきています。この陽気で戻ってきたガン達がいるんだと思われます。
でもまだ大潟の田んぼには多くの雪があって落ち穂は無論のこと、畦の草もまだまだ厚い雪の下です。食べられる餌はまだまだ限られています。だからでしょうか?こんな光景を見ました。

大潟へ向かう途中の河口に【ヒシクイ】21羽の群れが降り立ちました。田んぼが雪で覆われていて他に行く場所がなかったんでしょうか?
それにしても・・・河口で何をするつもりでしょうか?
休息場所を求めてやってきたのかな?
ここで・・・何を食べるつもりでしょうか?
まさかゴカイや貝類を食べるのかな?
そう言えば・・・「かつては海岸でもたくさんのガンが見られた」と何かの資料でみました。ということは河口に【ヒシクイ】の群れが降りたって言うのも不思議な光景でもなかったのかも知れません。『田んぼや水路がダメなら河口があるじゃないか!』と思って行動したんだとしたら彼らは私が思うよりずっとずっと逞しいのかも知れません。
数日前には正に厳冬期といった寒さ、積雪、風が猛威を振るっていました。その間はいつもの冬よりも数段厳しい日々が続いていました。今日はそのほんの数日前に撮影したガン達の写真からお届けします。

もう昼近いというのに水路の塒で過ごしていた【マガン】の群れです。この日はもの凄い強風が吹き荒れ降雪はそれほどでもなかったのですがもの凄い地吹雪に見舞われ【マガン】達も身動きが取れない様子でした。
きっと腹も減っていたでしょう。近くでカメラを構えている私も気になったことでしょう。それでも動くことが出来ずに・・・その場で耐えていました。(もちろんこの後直ぐに立ち去りました。)

昼を回って風は少々収まりましたが依然として雪は降り続き、刺すような寒さの中、田んぼに【ヒシクイ】の小群がいました。積雪の多い田んぼでは餌を採ることが出来ません。近くに冬水田んぼ状態の田んぼがあるのですが道路から近いため警戒心の強い【ヒシクイ】達は近寄りません。おそらく・・・車や人が通らなくなるまでジッとこうして過ごしていたのでしょう。
この時期に大潟村とその周辺で堪え忍んで過ごしていたガン達はあわせて2~300羽と言ったところでしょうか?もうちょっと居たのかな?いずれにしてもかなり少なかったのは間違いありません。
よくぞ今期の極寒を耐え忍んだものです。それを考えただけで涙がこぼれてきそうです。
昨日様子を見てきたら徐々にガンの羽数が増えているようでした。大きな群れはありませんが、観察できる場所は広がってきています。この陽気で戻ってきたガン達がいるんだと思われます。
でもまだ大潟の田んぼには多くの雪があって落ち穂は無論のこと、畦の草もまだまだ厚い雪の下です。食べられる餌はまだまだ限られています。だからでしょうか?こんな光景を見ました。

大潟へ向かう途中の河口に【ヒシクイ】21羽の群れが降り立ちました。田んぼが雪で覆われていて他に行く場所がなかったんでしょうか?
それにしても・・・河口で何をするつもりでしょうか?
休息場所を求めてやってきたのかな?
ここで・・・何を食べるつもりでしょうか?
まさかゴカイや貝類を食べるのかな?
そう言えば・・・「かつては海岸でもたくさんのガンが見られた」と何かの資料でみました。ということは河口に【ヒシクイ】の群れが降りたって言うのも不思議な光景でもなかったのかも知れません。『田んぼや水路がダメなら河口があるじゃないか!』と思って行動したんだとしたら彼らは私が思うよりずっとずっと逞しいのかも知れません。
2011年02月02日この星 むむむ・・・
秋田 足利 直哉
今日は久しぶりに太陽の光を浴びた気がします、この時期暖かな太陽は貴重です!!太陽と言えば・・・事務所の窓からは夕日が見えるのですが綺麗な夕焼けが見える時間が遅くなってきました。これから日一日と日が長くなっていきますね。
はい。今日は「むむむ・・」の第3弾にして一応最終回です。
この鳥とのファーストコンタクトはこの写真の直前。一目見て「むむむ・・むむ?」となりました。私の目はこの鳥の嘴に釘付けでした。
注目したのは頭頂部から嘴の先端へのラインと嘴前方の青灰色のバンドの有無。

頭頂部から嘴にかけてのスロープラインは(なんとなく)緩やかに思え、嘴もやや長いような??それに下嘴もフラット気味です。

どの角度から見ても青灰色のバンドは無いように見えます。色の変化が小さいだけなんでしょうかね?
その他にも気になる点があります。
嘴の付け根部分に円形の明褐色のパッチが見えること。
目の後方に上記パッチと同じような色のラインがあること。
翼の羽色が見慣れたモノに比べて明るく見えること。
見慣れた個体に比べてやや体格が勝っているように感じられたこと。
などなど・・・結局この個体に関しては現場で種の同定が出来ず。事務所に帰ってきてから写真を入念にチェックしましたがそれでも解らず。何だかかえって訳が分からなくなってます・・・。
んんんん・・・このところこういった識別、種の同定に迷う野鳥達との出会いが続きました。幸いにして写真が撮れていたので証拠は残せたのでそれでどうにかなるかと思ったのですが・・・それでもモヤモヤは依然として消えず・・・。
野外での識別って本当に難しいです・・・・・・・・・
はい。今日は「むむむ・・」の第3弾にして一応最終回です。
この鳥とのファーストコンタクトはこの写真の直前。一目見て「むむむ・・むむ?」となりました。私の目はこの鳥の嘴に釘付けでした。
注目したのは頭頂部から嘴の先端へのラインと嘴前方の青灰色のバンドの有無。

頭頂部から嘴にかけてのスロープラインは(なんとなく)緩やかに思え、嘴もやや長いような??それに下嘴もフラット気味です。

どの角度から見ても青灰色のバンドは無いように見えます。色の変化が小さいだけなんでしょうかね?
その他にも気になる点があります。
嘴の付け根部分に円形の明褐色のパッチが見えること。
目の後方に上記パッチと同じような色のラインがあること。
翼の羽色が見慣れたモノに比べて明るく見えること。
見慣れた個体に比べてやや体格が勝っているように感じられたこと。
などなど・・・結局この個体に関しては現場で種の同定が出来ず。事務所に帰ってきてから写真を入念にチェックしましたがそれでも解らず。何だかかえって訳が分からなくなってます・・・。
んんんん・・・このところこういった識別、種の同定に迷う野鳥達との出会いが続きました。幸いにして写真が撮れていたので証拠は残せたのでそれでどうにかなるかと思ったのですが・・・それでもモヤモヤは依然として消えず・・・。
野外での識別って本当に難しいです・・・・・・・・・


私にとって”その場所”は以前、嫌なことがあった現場で正直「通りたくない」と思っていたこともある場所ですが、最近は立て続けに面白い場面に遭遇出来ていて今はちょっとお気に入りの場所です。今日もそこで面白い観察が出来ました。
はい。そんな前段とは全く関係のない話で恐縮ですが・・・
いつもの道、公園・・などでちょっとした変化があった時、「いつもと違う」事に気がつきますよね?いつも顔を合わせる方が髪を切った時、その変化に気がつきますよね?
仕事で大潟へ!いつもの調査している池でいつも見るカモの群れ。その中に一羽だけちょっと違う個体がいたら・・・どうなります??
南の池には(この時期)いつも【カルガモ】の群れがいます。(勿論色々な条件でいない場合もありますけど・・・ネ?)
私はここに何羽の【カルガモ】がいるのか?カウントしていきます。手前から数えて奥の方へ!!
カウントしながら識別もして『12345678・・・』そして『カルカルカルカルカル・・・』と。順調にカウント&識別していったのですが、途中にちょっと顔色の違う個体が目に入りました。俗に言う【マルガモ】です。
皆さん解りますか??見つかりましたか??
いつも見ていると、こうした解りやすい個体は目に入ってくるんですよね^^
私もようやく自分のフィールドでこうした変化に注意が向くようになってきました。ちょっと遅いかも知れませんけど・・・。