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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

冬の五色沼の様子

2011年01月13日
裏磐梯
皆さん、こんにちは。
裏磐梯ARの星です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、冬本番を迎えた裏磐梯は、辺り一面銀世界が広がっています。
天候も、冬型の気圧配置になってきたことから、ほぼ毎日雪がちらつくような天気です。
ここ数日、出勤時の事務所内の室温はマイナス2~3℃と、とても厳しい寒さが続いています。裏磐梯へ来て、はじめての冬を過ごしているわけですが、一体どこまで寒くなるのでしょうか…。

先日、裏磐梯ビジターセンター職員の方の案内で、五色沼自然探勝路の巡視をおこないました。自然探勝路は積雪があっても、除雪されませんので、スノーシューなどを履いて散策することになります。ちなみに今の時期は、長靴での散策はオススメできません。

今回は、裏磐梯物産館側から入り、裏磐梯ビジターセンターへ抜けるコースで行きました。


裏磐梯物産館周辺の様子。
現在、物産館は冬期閉館中ということもあり、駐車場の積雪はかなりの量でした。
まだ、足跡が付いていないサラサラな新雪の上を歩く感触は、何ともたまりませんね。


るり沼の様子。まだ沼は凍っていませんが、奥の方に水鳥たちの姿を見ることができました。


こちらは、青沼。るり沼と同じく、まだ氷も張っていません。
冬になっても、沼の美しさは変わらないようです。


散策開始から約1時間。五色沼の中で、2番目の大きさを誇る弁天沼に着きました。
こちらは、すっかり雪に覆われ、沼の姿が見えなくなりました。
沼も若干凍り付いてきているようです。

このように、雪がない時期の五色沼と比べると、また違った冬ならではの五色沼を知ることができました。ぜひ、皆さんも機会を見つけて、冬の五色沼を散策してみてはいかがでしょうか?なお、探勝路の一部箇所で、積雪や吹きだまりによって道が不明瞭な箇所があります。道に不安な方は、経験者やガイドの方と歩くことをオススメいたします。