アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
チョウゲンボウ 食べる順番
2010年12月14日
秋田
普段から掃除をさぼりがちな私は毎年毎年大掃除が更にスケールアップして大大掃除となるので、今年こそは日頃から掃除をマメにやろう!と思ったのですが・・・また今年も大大掃除になりそうな気配です。
はい。気を取り直していきましょう。
この場所はおよそ1kmの一直線に伸びた農道を進んだ先にあります。しかもこの農道、最奥は行き止まりになっていて狭い場所でUターンをして戻ってこないといけない場所なんです。普通・・そんな場所には行く人はほとんど無く、道路も荒れているのが一般的かと思われます。しかしこの場所は一部の方々にはかなりの人気スポット。それもこの時期はその人気がかなり高まる!週末ともなれば譲り合いの精神が絶対必要になります。
かくいう私もその道を何度となく走っている者の一人です。この日もあたりをキョロキョロと伺いながら走っていました。
行き、トビとハシボソガラスが食べ物の奪い合いをしている場面を見て、ハイイロチュウヒの飛翔に見とれ・・・1km以上行った先でUターン。
帰り、今度は上空をヒシクイの群れが通過。そのおよその行き先を確認し、帰り道もただ戻るだけにならず気をよくしていた時・・・近くの標識に1羽の小型猛禽類が止まりました。
双眼鏡で見ると【チョウゲンボウ】のようです。行くときにはその姿を見つけることは出来なかったのですが、足下には大きなネズミをしっかりと捕らえています。
羽の特長からして・・・若いオス♂でしょうか?随分と上等な獲物を捕らえたものです。彼は慎重に辺りを見渡し、近くにカラスやトビが居ないか確認しているようです。幸い、先ほど獲物を争っていたトビとハシボソガラスは何処かへ移動してしまっていました。彼は私へも視線を送ってきます。私は彼の足下のネズミが欲しいとは思いませんから無関心オーラ(?)を出して(と言うか・・出したつもりで)様子を見ていました。
すると・・・
ネズミを食べ始めました。既に息絶えていたネズミは標識の上に座らされた状態でがっしりと押さえられています。それを頭からちぎっては食べ、ちぎっては食べあっという間に頭部は無くなってしまいました。
その後もちぎっては夢中で食べていました。この写真には勢いよくネズミの肉を引き千切る【チョウゲンボウ】の頭部がぶれて写っていますから貪り食べる様子がお分かりになるかも知れません。
そう言えば・・・これまで何度か【チョウゲンボウ】がネズミを捕らえて食べるシーンを観察できていました。今思えば・・・その時も頭から先に食べていたと記憶しています。そしてこの時もまた頭が真っ先に食べれていました。
食肉目の獣がネズミを捕らえ、食べるシーンを観察したことがありますがその時も頭から先に食べていました。もしかしたら・・・ネズミを補食する者達にとっては頭が一番のご馳走なのかも知れませんね。
さて・・・この【チョウゲンボウ】ですが、首から上を食べ終わった後、今度は腹部をちぎって食べ始めました。頭部の次は腹部です。腹部を食べる時はかなりの衝撃映像が飛び出しましたが此処では自粛しました。
この次は何処を食べるのかな?と期待して観察していたのですが・・・運悪くハシボソガラスに嗅ぎ付けられこの後、執拗に追い回される羽目になってしまい・・・私の観察も此処で終了。
はい。気を取り直していきましょう。
この場所はおよそ1kmの一直線に伸びた農道を進んだ先にあります。しかもこの農道、最奥は行き止まりになっていて狭い場所でUターンをして戻ってこないといけない場所なんです。普通・・そんな場所には行く人はほとんど無く、道路も荒れているのが一般的かと思われます。しかしこの場所は一部の方々にはかなりの人気スポット。それもこの時期はその人気がかなり高まる!週末ともなれば譲り合いの精神が絶対必要になります。
かくいう私もその道を何度となく走っている者の一人です。この日もあたりをキョロキョロと伺いながら走っていました。
行き、トビとハシボソガラスが食べ物の奪い合いをしている場面を見て、ハイイロチュウヒの飛翔に見とれ・・・1km以上行った先でUターン。
帰り、今度は上空をヒシクイの群れが通過。そのおよその行き先を確認し、帰り道もただ戻るだけにならず気をよくしていた時・・・近くの標識に1羽の小型猛禽類が止まりました。
双眼鏡で見ると【チョウゲンボウ】のようです。行くときにはその姿を見つけることは出来なかったのですが、足下には大きなネズミをしっかりと捕らえています。
羽の特長からして・・・若いオス♂でしょうか?随分と上等な獲物を捕らえたものです。彼は慎重に辺りを見渡し、近くにカラスやトビが居ないか確認しているようです。幸い、先ほど獲物を争っていたトビとハシボソガラスは何処かへ移動してしまっていました。彼は私へも視線を送ってきます。私は彼の足下のネズミが欲しいとは思いませんから無関心オーラ(?)を出して(と言うか・・出したつもりで)様子を見ていました。
すると・・・
ネズミを食べ始めました。既に息絶えていたネズミは標識の上に座らされた状態でがっしりと押さえられています。それを頭からちぎっては食べ、ちぎっては食べあっという間に頭部は無くなってしまいました。
その後もちぎっては夢中で食べていました。この写真には勢いよくネズミの肉を引き千切る【チョウゲンボウ】の頭部がぶれて写っていますから貪り食べる様子がお分かりになるかも知れません。
そう言えば・・・これまで何度か【チョウゲンボウ】がネズミを捕らえて食べるシーンを観察できていました。今思えば・・・その時も頭から先に食べていたと記憶しています。そしてこの時もまた頭が真っ先に食べれていました。
食肉目の獣がネズミを捕らえ、食べるシーンを観察したことがありますがその時も頭から先に食べていました。もしかしたら・・・ネズミを補食する者達にとっては頭が一番のご馳走なのかも知れませんね。
さて・・・この【チョウゲンボウ】ですが、首から上を食べ終わった後、今度は腹部をちぎって食べ始めました。頭部の次は腹部です。腹部を食べる時はかなりの衝撃映像が飛び出しましたが此処では自粛しました。
この次は何処を食べるのかな?と期待して観察していたのですが・・・運悪くハシボソガラスに嗅ぎ付けられこの後、執拗に追い回される羽目になってしまい・・・私の観察も此処で終了。