2010年10月
35件の記事があります。
2010年10月12日あるオオバンの一コマ
秋田 足利 直哉
近頃、東北の山ヤさんの間では「山の標高が変わったんだってね?」という話題がホットです。森吉山鳥獣保護区の名にもなっている「森吉山」も1454.18mから1454.28mへと標高が改訂されました。興味のある方は国土地理院のHP等でご確認下さい。
さて、皆さん3連休はいかがお過ごしになりましたか?東北地方は日曜日に激しい雨が降ってお出かけにはイマイチだったかも知れませんが、各地の観光地は賑わっていたみたいですね?
野鳥の方も続々と冬の使者達がやってきているようで・・・鳥を見て良いのやら紅葉を楽しむべきなのか?迷ってしまうところです。もう一つ身体があればいいのに・・・なんて思ってしまいます。
なんて思っていても仕方がないので地に足を付けて、地道に観察を繰り返していくことにします。
と、言うことで・・・。今日は大潟の周囲に広がる承水路で年間を通じて観察できる【オオバン】を取り上げます。
近頃の【オオバン】は今年生まれた若鳥達も大人並みに成長し、自分で餌を採り独り立ちしているようです。そして繁殖期には各地に散らばっていた【オオバン】達が”群れ”を作り始めています。この時も約20羽程の群れが承水路で採餌したり、羽繕いしたりして過ごしていました。
その中から、とある若い個体が入念に羽繕いしているときの様子が面白かったのでお伝えします。
時間にしてどれくらい過ごしたでしょうか?目に当てた双眼鏡が重く感じ始め、やや疲れが出てきていたので相当な時間が経過していたと思います。菱が密生する承水路の上で、それはそれは入念に羽繕いをする【オオバン】がいました。その時の様子も撮影したのですが・・・今回は割愛します。
お腹、背中、首、下腹部、左右の翼を繕い、最後に頭を掻き出しました。それも時間をかけて何度も何度も・・・。そのうち気持ちよくなったのでしょうね?口を開けて如何にも気持ちよさそうです↓。

なんか声を出していそうな雰囲気ですよね?そして表情もイイ!!
頭掻きが終わると今度は翼をばたつかせて仕上げの羽ばたきをします。これもまた通常それほど時間をかけて行わないようなイメージでしたが、緩急を付けて何度も何度も羽ばたいていました。

通常、これで一連の羽繕い動作は終了。ですが・・・・
実は、身体を羽繕いしている時から、この【オオバン】は身体にくっついた菱の実を気にしていたのです。嘴でくわえて引っ張ったり、はじいたりしながら菱の実を身体から落とそうとするのですが余程がっちりくっついていたようです。

それまで何度も試みても落ちなかった菱の実を最後に力一杯引っ張っていました。
結果:取れず。
【オオバン】は諦めて、身体に菱の実を付けたまま泳ぎ出しました。この後、菱の実がいつまでくっついていたのか?分かりませんが、【オオバン】は菱の生息域拡大に一役買ったことになりそうです。
日本のいのち、つないでいこう!【COP10まで6日前】
生物多様性ホームページ http://www.biodic.go.jp/biodiversity/
COP10支援実行委員会 http://www.cop10.jp/aichi-nagoya/
さて、皆さん3連休はいかがお過ごしになりましたか?東北地方は日曜日に激しい雨が降ってお出かけにはイマイチだったかも知れませんが、各地の観光地は賑わっていたみたいですね?
野鳥の方も続々と冬の使者達がやってきているようで・・・鳥を見て良いのやら紅葉を楽しむべきなのか?迷ってしまうところです。もう一つ身体があればいいのに・・・なんて思ってしまいます。
なんて思っていても仕方がないので地に足を付けて、地道に観察を繰り返していくことにします。
と、言うことで・・・。今日は大潟の周囲に広がる承水路で年間を通じて観察できる【オオバン】を取り上げます。
近頃の【オオバン】は今年生まれた若鳥達も大人並みに成長し、自分で餌を採り独り立ちしているようです。そして繁殖期には各地に散らばっていた【オオバン】達が”群れ”を作り始めています。この時も約20羽程の群れが承水路で採餌したり、羽繕いしたりして過ごしていました。
その中から、とある若い個体が入念に羽繕いしているときの様子が面白かったのでお伝えします。
時間にしてどれくらい過ごしたでしょうか?目に当てた双眼鏡が重く感じ始め、やや疲れが出てきていたので相当な時間が経過していたと思います。菱が密生する承水路の上で、それはそれは入念に羽繕いをする【オオバン】がいました。その時の様子も撮影したのですが・・・今回は割愛します。
お腹、背中、首、下腹部、左右の翼を繕い、最後に頭を掻き出しました。それも時間をかけて何度も何度も・・・。そのうち気持ちよくなったのでしょうね?口を開けて如何にも気持ちよさそうです↓。

なんか声を出していそうな雰囲気ですよね?そして表情もイイ!!
頭掻きが終わると今度は翼をばたつかせて仕上げの羽ばたきをします。これもまた通常それほど時間をかけて行わないようなイメージでしたが、緩急を付けて何度も何度も羽ばたいていました。

通常、これで一連の羽繕い動作は終了。ですが・・・・
実は、身体を羽繕いしている時から、この【オオバン】は身体にくっついた菱の実を気にしていたのです。嘴でくわえて引っ張ったり、はじいたりしながら菱の実を身体から落とそうとするのですが余程がっちりくっついていたようです。

それまで何度も試みても落ちなかった菱の実を最後に力一杯引っ張っていました。
結果:取れず。
【オオバン】は諦めて、身体に菱の実を付けたまま泳ぎ出しました。この後、菱の実がいつまでくっついていたのか?分かりませんが、【オオバン】は菱の生息域拡大に一役買ったことになりそうです。
日本のいのち、つないでいこう!【COP10まで6日前】
生物多様性ホームページ http://www.biodic.go.jp/biodiversity/
COP10支援実行委員会 http://www.cop10.jp/aichi-nagoya/
2010年10月12日心地良い時間
十和田八幡平国立公園 鹿角 大堀 拓
八幡平の中腹の紅葉も今ちょうど盛りを過ぎようとしています。毎年、この時期、鬱金色に色づいたブナ林の間に点在する大沼~蒸ノ湯~大深~後生掛の素朴な温泉をのんびり歩きながら訪ねる「湯けむり紅葉路をいく自然観察会」が行われ私も参加しました。
出発前に案内にあたる八幡平ビジターセンタースタッフやパークボランティアに「COP10直前なので、生物多様性を考えるガイドを」とお願いしましたが、余計なお世話だったようです。朝方まで強く降った雨が上がり、登山道には分厚くブナの落ち葉が積もり、腐葉土と菌類と木々が放つ芳香成分が森に充満しています。こんな中で難しい生態系の話聞くより、ゆっくりと時間を過ごしたことが、参加者には印象深かったようです。
心地良い時間を提供できるのは、話術にたけたガイドよりも豊かな自然そのものという当たり前のことに改めて気づかされた1日でした。

大谷地湿原まであと僅か。ブナ林の中の休憩に自然と参加者の表情も和らぎます。
出発前に案内にあたる八幡平ビジターセンタースタッフやパークボランティアに「COP10直前なので、生物多様性を考えるガイドを」とお願いしましたが、余計なお世話だったようです。朝方まで強く降った雨が上がり、登山道には分厚くブナの落ち葉が積もり、腐葉土と菌類と木々が放つ芳香成分が森に充満しています。こんな中で難しい生態系の話聞くより、ゆっくりと時間を過ごしたことが、参加者には印象深かったようです。
心地良い時間を提供できるのは、話術にたけたガイドよりも豊かな自然そのものという当たり前のことに改めて気づかされた1日でした。
大谷地湿原まであと僅か。ブナ林の中の休憩に自然と参加者の表情も和らぎます。
2010年10月08日フッキソウ
秋田 足利 直哉
明日から3連休という方も多いのではないでしょうか?ところが・・・東北地方の天気予報が芳しくありません。この予報通りになると東北各地の行楽地は大きな痛手でしょうね・・・。でもせっかくの連休ですから雨は雨で受け入れてそれを楽しんでしまうのが良いのかもしれません。それに自然の中にはむしろ雨の方がその魅力が発揮される場所も少なくありませんからね。
今日、取り上げる【フッキソウ】も個人的には雨が似合う植物だと思っています。森吉では天気の良い日でも暗く、湿り気の多い場所に自生しているこの【フッキソウ】を良く晴れた日に見たとき、元々湿気のある場所に自生していることもあって周囲の水かさが増したんでしょうね。葉に花にたっぷりと泥を被ってしまっていたことがあります。そんな事もあって雨に濡れそぼる姿こそこの【フッキソウ】が美しく見える時だと勝手に思いこんでいるだけかも知れませんけど・・・。
現在、【フッキソウ】には白い大粒の実が稔っています。しかしその実を付けている株は地面の【フッキソウ】自生地にも関わらず僅かな株だけで・・目視では1割にも充たないくらいでした。
そんな希少さも手伝ってか・・透明感のある白い実は真珠のようです(私はこんな大粒の真珠なんて見たことありませんけど・・・)。

こちらが【フッキソウ】の実です。2つの突起が特長です。

こちらが今年の6月上旬に撮影した同じ場所の【フッキソウ】の花です。
どうです?花を見て実の特長である2つの突起がどの部分なんか?想像できますか??
この【フッキソウ】にはアルカロイド系の毒が含まれています。どの部分に含まれているのか詳細は書きませんが・・・。この記事を書くにあたって調べているとあるサイトに「この実を食べると・・・」なんて記述を見つけてしまいました。ぎょっとしてしまったのはご想像いただけるかと思います。
【フッキソウ】の実は雨に濡れるとより一層その透明感、輝きを増すように思えます。なのでこの実は観賞用として雨に濡れた様子を見るに留めておくのが適切かと思います。実りの秋だからと言ってむやみやたらに実を口にするのは控えるべきでしょう。
日本のいのち、つないでいこう!【COP10まで10日前】
生物多様性ホームページ http://www.biodic.go.jp/biodiversity/
COP10支援実行委員会 http://www.cop10.jp/aichi-nagoya/
今日、取り上げる【フッキソウ】も個人的には雨が似合う植物だと思っています。森吉では天気の良い日でも暗く、湿り気の多い場所に自生しているこの【フッキソウ】を良く晴れた日に見たとき、元々湿気のある場所に自生していることもあって周囲の水かさが増したんでしょうね。葉に花にたっぷりと泥を被ってしまっていたことがあります。そんな事もあって雨に濡れそぼる姿こそこの【フッキソウ】が美しく見える時だと勝手に思いこんでいるだけかも知れませんけど・・・。
現在、【フッキソウ】には白い大粒の実が稔っています。しかしその実を付けている株は地面の【フッキソウ】自生地にも関わらず僅かな株だけで・・目視では1割にも充たないくらいでした。
そんな希少さも手伝ってか・・透明感のある白い実は真珠のようです(私はこんな大粒の真珠なんて見たことありませんけど・・・)。

こちらが【フッキソウ】の実です。2つの突起が特長です。

こちらが今年の6月上旬に撮影した同じ場所の【フッキソウ】の花です。
どうです?花を見て実の特長である2つの突起がどの部分なんか?想像できますか??
この【フッキソウ】にはアルカロイド系の毒が含まれています。どの部分に含まれているのか詳細は書きませんが・・・。この記事を書くにあたって調べているとあるサイトに「この実を食べると・・・」なんて記述を見つけてしまいました。ぎょっとしてしまったのはご想像いただけるかと思います。
【フッキソウ】の実は雨に濡れるとより一層その透明感、輝きを増すように思えます。なのでこの実は観賞用として雨に濡れた様子を見るに留めておくのが適切かと思います。実りの秋だからと言ってむやみやたらに実を口にするのは控えるべきでしょう。
日本のいのち、つないでいこう!【COP10まで10日前】
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2010年10月07日まだまだ甘えん坊
秋田 足利 直哉
すっきりとした秋の空が広がっている秋田市内ですが、私の中にはモヤモヤとしたモノが漂っています。皆さんもストレスやらで疲れていませんか?そんな時はやはり自然の中に身を置くのが一番です。さぁ気分転換して・・元気出していきましょう。
今日は久しぶりに【カンムリカイツブリ】の話題です。今期は求愛行動も観察でき、いつもよりも充実した観察が出来たので皆さんにその都度お伝えしてきました。最近はどの雛も潜水をして自分で餌を採るトレーニングをしているようですが(中には既に雛と呼ぶのが失礼かと感じられる個体も居ますが・・)まだまだ未熟なようで大半の雛達はまだ親鳥から餌を貰っているようです。
西部承水路で【カンムリカイツブリ】の親子が潜水をして餌を探していました。まだまだ身体の小さな雛達も一生懸命に潜水を繰り返していたのですが思うように魚を捕まえることが出来ずにいました。

そんな状況の下、親鳥が魚を捕まえました。その姿を見つけた雛が大きな鳴き声を上げ始めました。

お腹が空いていたのでしょうか?一目散に親鳥の元へと泳ぎ寄ります。まだまだ甘えん坊のようですね?

親鳥から魚を貰った雛は嬉しそうに魚を咥えて親鳥の元を離れていきました。
この後、大きな口を開けて魚を丸呑みしたのですが、流石に飲み込みづらかったのか・・・口を上に向けて喉元へ魚を落とし込むようにして飲み込んでいきました。
この先、毎日毎日潜水を繰り返し自分で魚を捕れるようになるまでこの光景は繰り返されることでしょう。もっと見ていたいような・・・
【カンムリカイツブリ】達はもうじき羽が換わり冬の装いとなります。その頃には今年生まれた雛達も立派に独り立ちしていることでしょう。その時が楽しみなような・・・
日本のいのち、つないでいこう!【COP10まで11日前】
生物多様性ホームページ http://www.biodic.go.jp/biodiversity/
COP10支援実行委員会 http://www.cop10.jp/aichi-nagoya/
今日は久しぶりに【カンムリカイツブリ】の話題です。今期は求愛行動も観察でき、いつもよりも充実した観察が出来たので皆さんにその都度お伝えしてきました。最近はどの雛も潜水をして自分で餌を採るトレーニングをしているようですが(中には既に雛と呼ぶのが失礼かと感じられる個体も居ますが・・)まだまだ未熟なようで大半の雛達はまだ親鳥から餌を貰っているようです。
西部承水路で【カンムリカイツブリ】の親子が潜水をして餌を探していました。まだまだ身体の小さな雛達も一生懸命に潜水を繰り返していたのですが思うように魚を捕まえることが出来ずにいました。

そんな状況の下、親鳥が魚を捕まえました。その姿を見つけた雛が大きな鳴き声を上げ始めました。

お腹が空いていたのでしょうか?一目散に親鳥の元へと泳ぎ寄ります。まだまだ甘えん坊のようですね?

親鳥から魚を貰った雛は嬉しそうに魚を咥えて親鳥の元を離れていきました。
この後、大きな口を開けて魚を丸呑みしたのですが、流石に飲み込みづらかったのか・・・口を上に向けて喉元へ魚を落とし込むようにして飲み込んでいきました。
この先、毎日毎日潜水を繰り返し自分で魚を捕れるようになるまでこの光景は繰り返されることでしょう。もっと見ていたいような・・・
【カンムリカイツブリ】達はもうじき羽が換わり冬の装いとなります。その頃には今年生まれた雛達も立派に独り立ちしていることでしょう。その時が楽しみなような・・・
日本のいのち、つないでいこう!【COP10まで11日前】
生物多様性ホームページ http://www.biodic.go.jp/biodiversity/
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2010年10月07日「酸ケ湯キャンプ体験&毛無岱ハイキング」の開催について
十和田八幡平国立公園 十和田 嶋村 道
国立公園の適正な利用を推進する酸ヶ湯集団施設地区運営協議会では、自然体験プログラム「酸ケ湯キャンプ体験&毛無岱ハイキング」を開催します。
1日目は酸ケ湯キャンプ場周辺の自然観察やダッチオーブンを使っての炊事体験、2日目は毛無岱のハイキングを行う予定です。ハイキングはアップダウンの少ない登山道をのんびりと散策し、湿原で八甲田の山並みを楽しむ気軽な内容となっております。みなさまの参加お待ちしております。
※イベントの詳細に関しては十和田自然保護官事務所0176-75-2728までお問い合わせください。

募集要項
開催日時 平成22年10月16日(土)13時から10月17日(日)12時まで
開催場所 酸ヶ湯キャンプ場周辺と毛無岱(集合場所:酸ヶ湯キャンプ場管理棟前)
募集人数 20名
参 加 費 大人1,000円 小学生800円(キャンプ場使用料、傷害保険料)
※テント借料等は参加者の負担になります。
参加資格 小学5年生以上で、4時間程度のハイキングができる体力があること。
※小中学生の場合は、保護者同伴での参加をお願いします。
持ち物 野外で活動しやすい服装、帽子、登山靴、軍手、雨具、リュックサック、テント(用意できる方)、寝袋、飲み物等(お湯は主催者用意あり)、
食料(16日夕食、17日朝食)、行動食(パンなど)
申込方法 電話又はFAXにて、住所、氏名、年齢及び電話番号を下記あてお申込み下さい。
【事務局】環境省十和田自然保護官事務所(担当:七目木・嶋村)
TEL:0176-75-2728 FAX:0176-75-2746
締め切り 10月13日(水)17:00 ※募集人員になり次第、締め切りとなります。
※酸ヶ湯集団施設地区運営協議会は、十和田八幡平国立公園酸ヶ湯集団施設地区内のインフォメーションセンターやキャンプ場を拠点として、周辺地域における自然ふれあい活動の推進及び適正な管理運営等を行うため、関係機関(東北地方環境事務所、青森県、青森市、(社)十和田湖国立公園協会、(財)自然公園財団十和田支部、酸ヶ湯温泉(株)、青森森林管理署、東北大学植物園)により構成されるものです。
1日目は酸ケ湯キャンプ場周辺の自然観察やダッチオーブンを使っての炊事体験、2日目は毛無岱のハイキングを行う予定です。ハイキングはアップダウンの少ない登山道をのんびりと散策し、湿原で八甲田の山並みを楽しむ気軽な内容となっております。みなさまの参加お待ちしております。
※イベントの詳細に関しては十和田自然保護官事務所0176-75-2728までお問い合わせください。

募集要項
開催日時 平成22年10月16日(土)13時から10月17日(日)12時まで
開催場所 酸ヶ湯キャンプ場周辺と毛無岱(集合場所:酸ヶ湯キャンプ場管理棟前)
募集人数 20名
参 加 費 大人1,000円 小学生800円(キャンプ場使用料、傷害保険料)
※テント借料等は参加者の負担になります。
参加資格 小学5年生以上で、4時間程度のハイキングができる体力があること。
※小中学生の場合は、保護者同伴での参加をお願いします。
持ち物 野外で活動しやすい服装、帽子、登山靴、軍手、雨具、リュックサック、テント(用意できる方)、寝袋、飲み物等(お湯は主催者用意あり)、
食料(16日夕食、17日朝食)、行動食(パンなど)
申込方法 電話又はFAXにて、住所、氏名、年齢及び電話番号を下記あてお申込み下さい。
【事務局】環境省十和田自然保護官事務所(担当:七目木・嶋村)
TEL:0176-75-2728 FAX:0176-75-2746
締め切り 10月13日(水)17:00 ※募集人員になり次第、締め切りとなります。
※酸ヶ湯集団施設地区運営協議会は、十和田八幡平国立公園酸ヶ湯集団施設地区内のインフォメーションセンターやキャンプ場を拠点として、周辺地域における自然ふれあい活動の推進及び適正な管理運営等を行うため、関係機関(東北地方環境事務所、青森県、青森市、(社)十和田湖国立公園協会、(財)自然公園財団十和田支部、酸ヶ湯温泉(株)、青森森林管理署、東北大学植物園)により構成されるものです。
2010年10月07日「日本のいのち、つないでいこう! COP10まで10日前」
十和田八幡平国立公園 十和田 嶋村 道
【命の終わりと始まり】
南八甲田のすそ野に位置する蔦沼はもうじき秋の彩りに包まれます。
園地内には森の中の沼を廻る小径があり、四季を通じて沢山の動植物に出会うことができますが、ふと立ち止まって足下や朽ち木をよく見てみるとじつに多くのキノコが生えていることに驚かされます。
地面に生えるもの、生きた木に生えるもの、朽ちた木に生えるものなど、様々な色と形をしたキノコが季節の変化とともに目まぐるしく入れ替わります。
倒木に生えたキノコは長い年月をかけて木をふわふわの土壌に変え、この土壌はやがて新たな生命を育みます。

アカチシオタケ

ホコリタケ
キノコたちが落ち葉や倒木または昆虫の死骸などを分解することや、自らが昆虫たちの餌となることで蔦の森の物質循環に大きな役割を果たし、多様な生命を支えているのです。

長沼
南八甲田のすそ野に位置する蔦沼はもうじき秋の彩りに包まれます。
園地内には森の中の沼を廻る小径があり、四季を通じて沢山の動植物に出会うことができますが、ふと立ち止まって足下や朽ち木をよく見てみるとじつに多くのキノコが生えていることに驚かされます。
地面に生えるもの、生きた木に生えるもの、朽ちた木に生えるものなど、様々な色と形をしたキノコが季節の変化とともに目まぐるしく入れ替わります。
倒木に生えたキノコは長い年月をかけて木をふわふわの土壌に変え、この土壌はやがて新たな生命を育みます。

アカチシオタケ

ホコリタケ
キノコたちが落ち葉や倒木または昆虫の死骸などを分解することや、自らが昆虫たちの餌となることで蔦の森の物質循環に大きな役割を果たし、多様な生命を支えているのです。

長沼
2010年10月07日飯豊の紅葉について
磐梯朝日国立公園 羽黒 佐々木 大樹
先週の飯豊では作業風景を紹介しましたが、稜線では紅葉が始まっていましたのでご紹介します。
今年は夏が暑く、急に寒くなったので例年よりも紅葉が1~2週間遅いようです。
今週末の連休は丁度良い時期かもしれません^^

稜線部の紅葉の様子

見事ですね~。

門内小屋から見えた朝日。
それから、遅くなりましたが朝日の合同保全作業のニュースレターを昨日6日に発行しました、
東北地方環境事務所のHPにもアップしました。下記からご覧下さい。
関係者の皆様にも発送させてもらいましたので、よろしくお願いします。
http://c-tohoku.env.go.jp/to_2010/1007a.html
今年は夏が暑く、急に寒くなったので例年よりも紅葉が1~2週間遅いようです。
今週末の連休は丁度良い時期かもしれません^^
稜線部の紅葉の様子
見事ですね~。
門内小屋から見えた朝日。
それから、遅くなりましたが朝日の合同保全作業のニュースレターを昨日6日に発行しました、
東北地方環境事務所のHPにもアップしました。下記からご覧下さい。
関係者の皆様にも発送させてもらいましたので、よろしくお願いします。
http://c-tohoku.env.go.jp/to_2010/1007a.html
2010年10月06日季節外れ
秋田 足利 直哉
このところ、にわかに『今年の紅葉はいつ頃になりそう?』という質問を受けるようになりました。秋の観光シーズンとはいえ、紅葉の見頃は短いと思っていらっしゃるようで・・・。
実は既に見頃を迎えている場所もあります。まだまだ2週間はかかりそうかな?なんて場所もあります。紅葉の見頃は場所が変われば大きく変わりますから先ずは足を運んでみて下さい。これから先であれば何処かに必ず見頃を迎えている場所があるはずです。ただし、森吉の場合は10月中にして下さいね。
さて、このように季節の移り変わりを気に掛けている方々が多くいる中、巡視中に季節外れの光景に出会いました。

桃洞滝の手前数百mの場所にたった一輪咲いていた【オオバキスミレ】です。
本来は6月頃に見頃を迎えるこのスミレ、たった一輪ですが見事な花を付けていました。このような季節外れの開花は意外にも時々見られることでこれまでにムラサキヤシオやヤマツツジなどで秋に咲く花を見ることがありました。
この花、これから結実するのか?とか来シーズンはどうなるのか?など色々と気になることがありますが、この時は久しぶりに足下に咲く可憐な花を見て癒されてきました。本来の花の時期には歩道沿いにもたくさんの【オオバキスミレ】があって目を楽しませてくれていますが、この時期にたった一輪だけ咲いているこのスミレほどよく観察しては居なかったように思います。今更ながら・・・距がこんなに短いんだ?とか葉っぱってこんなハッキリしたハート型だったっけ?なんて発見があったりします。これまで何を見ていたんだか・・とちょっとブルーな気持ちになったり・・しますが、そこにあるのが普通だと思っている物をちゃんと観察しないといけないとも思いました。
さてさて・・・ちょっと知り合いのブログやHPにお邪魔すると意外にも季節外れに開花している花があるようです。皆さんの周りにも咲いているかも知れません。お出かけの際には足下に注意して歩いてみて下さい。
日本のいのち、つないでいこう!【COP10まで12日前】
生物多様性ホームページ http://www.biodic.go.jp/biodiversity/
COP10支援実行委員会 http://www.cop10.jp/aichi-nagoya/
実は既に見頃を迎えている場所もあります。まだまだ2週間はかかりそうかな?なんて場所もあります。紅葉の見頃は場所が変われば大きく変わりますから先ずは足を運んでみて下さい。これから先であれば何処かに必ず見頃を迎えている場所があるはずです。ただし、森吉の場合は10月中にして下さいね。
さて、このように季節の移り変わりを気に掛けている方々が多くいる中、巡視中に季節外れの光景に出会いました。

桃洞滝の手前数百mの場所にたった一輪咲いていた【オオバキスミレ】です。
本来は6月頃に見頃を迎えるこのスミレ、たった一輪ですが見事な花を付けていました。このような季節外れの開花は意外にも時々見られることでこれまでにムラサキヤシオやヤマツツジなどで秋に咲く花を見ることがありました。
この花、これから結実するのか?とか来シーズンはどうなるのか?など色々と気になることがありますが、この時は久しぶりに足下に咲く可憐な花を見て癒されてきました。本来の花の時期には歩道沿いにもたくさんの【オオバキスミレ】があって目を楽しませてくれていますが、この時期にたった一輪だけ咲いているこのスミレほどよく観察しては居なかったように思います。今更ながら・・・距がこんなに短いんだ?とか葉っぱってこんなハッキリしたハート型だったっけ?なんて発見があったりします。これまで何を見ていたんだか・・とちょっとブルーな気持ちになったり・・しますが、そこにあるのが普通だと思っている物をちゃんと観察しないといけないとも思いました。
さてさて・・・ちょっと知り合いのブログやHPにお邪魔すると意外にも季節外れに開花している花があるようです。皆さんの周りにも咲いているかも知れません。お出かけの際には足下に注意して歩いてみて下さい。
日本のいのち、つないでいこう!【COP10まで12日前】
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2010年10月05日坊沢公民館事業 『北秋田市探訪』
秋田 足利 直哉
週末一気に冷え込み、これまで暑い日が続き今年の紅葉は遅くなるのかな?と思っていましたが、急に葉が色付き紅葉や黄葉で山に彩りが増してきた今日この頃です。
そんな週末、北秋田市の坊沢地区の公民館事業として行われた「北秋田市探訪」という事業で25名の方々に森吉山野生鳥獣センターにお越し頂きました。平成の大合併で4つの街が合併して北秋田市となりましたが、坊沢地区は旧鷹巣町にあり、当森吉山野生鳥獣センターは旧森吉町にあります。「同じ市にある」とは言っても車で1時間半ほどもかかりますからこういった機会に森吉山野生鳥獣センターを知っていただくことは大変有り難いと思い、歓迎させていただきました。

25名の参加者のうち森吉山野生鳥獣センターに来館した経験のある方は約1割。大半の方が初めての来館でした。そこで私から森吉山野生鳥獣センターの概要などをお話しさせていただきました。

その後、館内を見学していただきましたが、今月から開催している写真展『森吉山麓ブナ帯のきのこ』が大変に好評でした。企画をした私としては心の中でガッツポーズです^^。

館内のハイビジョン映像は短編で森吉山鳥獣保護区内の様子をまとめていることから視聴される方が多いのですが今回も多くのかたにご覧頂きました。
これまで、当事務所としては決して交通の便が良くない森吉山野生鳥獣センターへ多くの方々にお越し頂くために、小中学校、公民館など北秋田市を中心に機会ある毎にPRしてきましたのでとても嬉しい訪問でした。
これからも多くの方々に来館していただけるよう様々な工夫をしていかなければなりません。またこのご時世、展示にかけられる予算なんてほとんどありません。どうにかして工夫をこらして、周辺の自然環境と合わせて魅力を発信していかなければなりません。
その為、多くの施設に足を運びました。以前はその為の研修にも参加しました。まだまだ多くの課題がありますが、この努力はこの先ずっとずっと続けるべきものです。
この日記もそんな思いも込めて書いてきました。これを読んで一人でも足を運んでみようと思って下さる方がいたら望外の幸せです。
最後になりましたが坊沢公民館の「北秋田市探訪」に参加され森吉山野生鳥獣センターに足を運んで下さった皆さんありがとうございました。またのお越しを心よりお待ちいたしております。
日本のいのち、つないでいこう!【COP10まで13日前】
生物多様性ホームページ http://www.biodic.go.jp/biodiversity/
COP10支援実行委員会 http://www.cop10.jp/aichi-nagoya/
そんな週末、北秋田市の坊沢地区の公民館事業として行われた「北秋田市探訪」という事業で25名の方々に森吉山野生鳥獣センターにお越し頂きました。平成の大合併で4つの街が合併して北秋田市となりましたが、坊沢地区は旧鷹巣町にあり、当森吉山野生鳥獣センターは旧森吉町にあります。「同じ市にある」とは言っても車で1時間半ほどもかかりますからこういった機会に森吉山野生鳥獣センターを知っていただくことは大変有り難いと思い、歓迎させていただきました。

25名の参加者のうち森吉山野生鳥獣センターに来館した経験のある方は約1割。大半の方が初めての来館でした。そこで私から森吉山野生鳥獣センターの概要などをお話しさせていただきました。

その後、館内を見学していただきましたが、今月から開催している写真展『森吉山麓ブナ帯のきのこ』が大変に好評でした。企画をした私としては心の中でガッツポーズです^^。

館内のハイビジョン映像は短編で森吉山鳥獣保護区内の様子をまとめていることから視聴される方が多いのですが今回も多くのかたにご覧頂きました。
これまで、当事務所としては決して交通の便が良くない森吉山野生鳥獣センターへ多くの方々にお越し頂くために、小中学校、公民館など北秋田市を中心に機会ある毎にPRしてきましたのでとても嬉しい訪問でした。
これからも多くの方々に来館していただけるよう様々な工夫をしていかなければなりません。またこのご時世、展示にかけられる予算なんてほとんどありません。どうにかして工夫をこらして、周辺の自然環境と合わせて魅力を発信していかなければなりません。
その為、多くの施設に足を運びました。以前はその為の研修にも参加しました。まだまだ多くの課題がありますが、この努力はこの先ずっとずっと続けるべきものです。
この日記もそんな思いも込めて書いてきました。これを読んで一人でも足を運んでみようと思って下さる方がいたら望外の幸せです。
最後になりましたが坊沢公民館の「北秋田市探訪」に参加され森吉山野生鳥獣センターに足を運んで下さった皆さんありがとうございました。またのお越しを心よりお待ちいたしております。
日本のいのち、つないでいこう!【COP10まで13日前】
生物多様性ホームページ http://www.biodic.go.jp/biodiversity/
COP10支援実行委員会 http://www.cop10.jp/aichi-nagoya/


10月9日(土)に、陸中海岸国立公園パークボランティア(宮古地区)の定例会を行いました。実はこの日はいつもの定例会とは少し違っていて・・・。
☆祝・受賞!!
毎年10月は、環境省で定める「全国自然歩道を歩こう月間」です。多くの人が自然や文化に恵まれた自然歩道を歩くことによって、自然への理解を深めることを目的としています。
そこで!環境省では自然歩道歩こう月間の今月、自然歩道の維持、管理、その適正利用などに関し、特に顕著な功績のあった者に対しその功績をたたえ、表彰が行われます。
なんと!!環境省の2010年度自然歩道関係功労者表彰に、陸中海岸国立公園では3名、うちパークボランティアから2名が選ばれました。(全国では14名)岩渕要夫さんと寶由夫さんです。2名は平成2年からボランティア活動を続け、自然歩道の維持管理などに尽力下さっています。
岩渕さんは、大正14年生まれでパークボランティアでは最高齢です。ボランティア活動には毎回の用に参加し、トレッキングイベントでは先頭をつとめてくださっています。
寶さんは、率先して自然歩道にある枯死木の処理し、自然解説もお手の物!
定例会の始めに国立公園・保全整備課の北橋課長より賞状の伝達式が行われました。
ボランティアの仲間から盛大な拍手を受けた二人は、いつもに増して輝いていました。これからもどうぞよろしくお願いします。
☆日頃の感謝をこめて・・・
今回の定例会では、10月16日(土)に開催予定の自然ふれあいイベント「宮古の秋を味わい体験」の下見と試作品作りを行いました。いつもなら、ここで終わるのですが、今回はプラスして、日頃活動に力を貸してくださっているパークボランティアさん達へ感謝の気持ちをこめて、「パークボランティア感謝デー」とさせていただき、美味しいご飯と自分たちで作った成果物を囲みながら、秋の空のもと、たくさんの事を語り合いました。箸をマイクに熱唱する方もいれば、昔話に花を咲かせる人、そして、長老(御年85歳!)の歌も非常に素晴らしかったです。みなさんの笑顔を見ることができ、こちらも自然とニコニコしました。
賞を受賞した方はもちろんのこと、受賞していなくてもみなさんがそれに値する程、熱心にそして愛情を持ってボランティア活動をしてくださっています。陸中海岸国立公園は、人情たっぷりで、そうした方々の支えがあって成り立っているのです。表彰の伝達式、そしてパークボランティア感謝デーを通じて改めて感じました。
次回は、9日の活動内容の様子を紹介したいと思います。
竹を使ってのバウムクーヘン作り、火起こし体験など、初挑戦の奮闘ぶりを紹介しますので是非楽しみにしていてくださいね!
美味しいご飯をみんなで囲み、嬉しいきもちを歌で表現しています。
みなさんの笑顔が素敵でした。
大正14年生まれの岩渕さんは、トレッキングでは先頭を努めてくださるとても頼もしい人です。マタギで培った経験をもとに、色んな事を教えてくださいます。
北橋課長から賞状を授与される寶さん。寶さんは、危険木処理の達人です。