東北地域のアイコン

東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

オオルリ、キビタキご一行

2010年05月12日
十和田
こんにちは。十和田自然保護官事務所の種村です。
もう5月になってしまいましたが、今年度初のAR日記投稿です。
今年度もどうぞ宜しくお願いいたします。


さて、5月の十和田湖では冬鳥であるカモ類の渡りも終わり、夏鳥の季節となりました。コムクドリにウグイス、センダイムシクイ、カラ類も賑やかに囀っております。そんな夏鳥の代表がキビタキとオオルリです。2種ともオスは実に鮮やかな姿をしております。

主に林の中にいるこの2種。芽吹いてきた葉に邪魔され、なかなか間近では見られない印象だったのですが、なんと!!事務所近くにオオルリ、キビタキのご一行様がいらっしゃったのです!

昨日今日とキビタキ、オオルリの目撃が相次いだので、もしかしたら団体様が到着されたのかなと推測されます。しかも人目のつくところでしきりと地面を行ったり来たり。動きもそれほど素早くありません。耳ではなく目で発見する感じです。長旅の疲れでまずは腹ごなし、ということなのでしょうか。

また十和田湖ではまだ桜が咲いておりません。ここ数日の低気温で芽吹きも遅れておりまして、先週末くらいにようやく木々が芽吹きだしました。そのお陰か夏鳥の小鳥たちの姿も非常に見つけやすいです。

セキレイのように間近でオオルリと追いかけっこができるとは、なんて贅沢なんでしょうか。それも国立公園の自然性の高さなのかと感じました。

ピントが甘いのはご容赦下さい。

自然保護官撮影。

11日撮影キビタキ。